G7、凍結したロシア資産をウクライナ支援に活用へ アメリカ政府高官

AI要約

アメリカ政府高官は、イタリアで開かれるG7・主要7か国のサミットで、ロシアの凍結資産をウクライナ支援に活用することで一致する見通しを示した。

G7サミットではウクライナ支援が主要な議題として取り上げられ、ロシアの資金凍結や制裁措置の話が出る見込みである。

バイデン大統領はゼレンスキー大統領と共に首脳会談し、ウクライナへの連帯をアピールする予定だ。

G7、凍結したロシア資産をウクライナ支援に活用へ アメリカ政府高官

アメリカ政府高官は、イタリアで開かれるG7・主要7か国のサミットで、凍結したロシアの資産をウクライナ支援に活用することで一致するとの見通しを示しました。

13日からイタリアで開かれるG7サミットでは、ウクライナ支援が主要な議題のひとつとなります。ホワイトハウスのカービー大統領補佐官は11日、ウクライナの再建のために凍結したロシア資産を活用することを全会一致で確認することになるとの見通しを示しました。

ロイター通信などによりますと、ロシア中央銀行の資金およそ2600億ユーロ(=43兆円)が各国で凍結されていて、年間およそ30億ユーロ(=5000億円)の利子が生まれているということです。

また、ロシアに対する新たな制裁措置と輸出規制も発表されるということです。G7サミットの場でバイデン大統領はゼレンスキー大統領と首脳会談し、共同会見する予定で、ウクライナへの連帯をアピールするとみられます。