国立大の財務「もう限界」 交付金増額訴え 国立大学協会

AI要約

国立大学協会は、物価高騰などの影響を受けた国立大学の財務状況が限界に達していると声明を出した。

協会会長は記者会見で各大学の財務状況が厳しいことを指摘し、運営費交付金の増額を訴えた。

国立大学の財政状況が深刻であることが明らかになり、改善が急務である。

 国立大学協会は7日、物価高騰などを受けた国立大の財務状況について「もう限界だ」とする声明を公表した。

 同協会の永田恭介会長は東京都内で記者会見し、「各大学の昨年度の会計を見て、大きな問題を背負っていることに気付いた。本当に厳しい状況だ」と強調し、運営費交付金の増額などを訴えた。