週末にかけ梅雨前線が西日本の日本海側から東日本付近に停滞 発達した雨雲予想【雨シミュレーション4日（木）～8日（月）】
梅雨前線が北陸地方や東北地方に停滞し、大雨の可能性が高まっている。
地盤が緩んでいるため土砂災害の危険性が高まっており、注意が必要。
週末にかけて梅雨前線が停滞し、各地で雨雲が発達する見込み。
■北陸地方と東北地方 あすにかけて大雨のおそれ
梅雨前線が日本海から東北地方を通って日本の東にのびています。
前線は、4日にかけて北陸地方や東北地方に停滞する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、北陸地方や東北地方は4日にかけて大雨となるところがあるでしょう。
これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
▼3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量
北陸地方、東北地方 120ミリ
■北陸地方各県 雨の予想
▼3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
新潟県 120ミリ
富山県 120ミリ
石川県 100ミリ
福井県 60ミリ
■東北地方 雨の予想
▼3日18時から4日18時までに予想される24時間降水量
東北日本海側 120ミリ
東北太平洋側 80ミリ
■梅雨前線週末にかけて停滞
梅雨前線は、週末にかけて西日本の日本海側から東日本付近に停滞する予想です。
▼4日の雨シミュレーションでは、4日は北陸に発達した雨雲がかかる時間帯があります。
▼5日（金）の雨シミュレーションでは、夕方から夜にかけて東北や北海道を中心に雨雲がかかる予想です。
▼6日（土）の雨シミュレーションでは、関東甲信、近畿、北陸、東北、北海道に発達した雨雲がかかる予想です。
▼7日（日）深夜から8日（月）にかけての雨シミュレーションでは、東北や北陸を中心に発達した雨雲がかかり、関東甲信、近畿、北海道も局地的に強い雨雲がかかる予想です。
梅雨前線が停滞して、暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定で、ところどころで雨や雷雲が発生する可能性もあります。気象情報に注意してください。
