ニュースワード「公益通報者保護法」

AI要約

公益通報者保護法は、企業や行政機関の不正行為に内部告発した職員らを保護する法律です。告発者を解雇することは無効とされ、不利益な扱いも禁止されます。

2022年6月に施行された改正法では、職員300人超の企業・団体に通報窓口設置などの義務化が行われました。さらに、通報者の保護強化のため、通報者の特定情報を漏らした者に罰金刑が創設されました。

 公益通報者保護法 企業や行政機関の不正行為について、内部告発した職員らを守る法律。公益通報したことを理由にその職員を解雇すれば無効とされ、降格、減給などの不利益な扱いも禁止される。

 2022年6月施行の改正法では、職員300人超の企業・団体に通報窓口設置などの体制整備を義務化。通報者が特定される情報を漏らした調査担当者に30万円以下の罰金刑を創設し、通報者の保護を強化した。