エヌビディア、次期AI半導体の発売遅延も MSなど影響=報道

AI要約

米半導体大手エヌビディアが次世代AI半導体の生産遅延に直面している可能性があることが報じられた。

エヌビディアはブラックウェルシリーズを発表し、マイクロソフトや他の企業に影響が出る可能性があると報道された。

エヌビディアの広報は、グレース・ホッパーの需要が高まっていると発表し、ブラックウェルの生産は計画通りに進む見通しと述べた。

エヌビディア、次期AI半導体の発売遅延も MSなど影響=報道

[2日 ロイター] - 米半導体大手エヌビディアの次世代AI(人工知能)半導体の発売が設計上の問題で3カ月以上遅れる可能性があると、米メディア「ジ・インフォメーション」が2日報じた。

メタ・プラットフォームズやアルファベット傘下グーグル、マイクロソフト(MS)が影響を受ける可能性があるという。

エヌビディアは今年3月、旗艦AI半導体「グレース・ホッパー」の後継として、生成AIアプリケーションを高速化するよう設計された「ブラックウェル」シリーズを発表していた。

同社の広報は報道を受け、グレース・ホッパーの需要は非常に強いと表明。その上で、ブラックウェルの生産は下期に拡大する見通しだと述べた。

ジ・インフォメーションによると、エヌビディアは2日までの週に、ブラックウェルシリーズの最先端AI半導体の生産遅延についてマイクロソフトと別の主要クラウドサービスプロバイダーに通知したという。