一宮市に大型物流施設 オリックス不動産

AI要約

オリックス不動産が一宮市萩原町にマルチテナント型物流施設を着工。2026年4月の完成予定で、規模は約7万6500平方メートル。

施設は各階に10トン車を最大42台同時乗り入れ可能、最大12テナントが入居可能。雇用確保や再生可能エネルギーを活用する設計。

施設内にはテナント従業員用のカフェテリアを設置し、電気自動車用充電スタンドも完備。地元雇用の促進を図る。

一宮市に大型物流施設 オリックス不動産

 【尾張】オリックス不動産(本社東京都)は、一宮市萩原町にマルチテナント型物流施設「一宮萩原ロジスティクスセンター(仮称)」を着工したと発表した。4階建て延べ床面積約7万6500平方メートルの規模。2026年4月の完成予定。

 所在地は一宮市萩原町林野鷺宮1の1ほか。東海北陸自動車道・一宮稲沢北インターチェンジから200メートルに立地する。市街化調整区域で、愛知県の尾張都市計画による地区計画制度を活用して建設する。投資額は非公表。

 施設は、各階に直結するスロープを設け、各階には10トン車を最大42台(4フロア合計で168台)同時乗り入れできる。テナント区画は約4300平方メートルから利用可能で、最大12テナントが入居できる。

 施設内にテナント従業員用のカフェテリアを2カ所設置し、雇用確保に配慮する。また、屋上に太陽光発電設備を設置するなど、入居テナントは100%再生可能エネルギー由来の電力を使用できる。1階平面駐車場には電気自動車用充電スタンドも設置する。