米AT&T、携帯電話契約者が予想超え 高額無制限プランが好調

AI要約

米通信大手AT&Tが第2・四半期決算を発表し、高額の無制限プラン契約により携帯電話の契約者数が予想を上回る結果となった。

フリーキャッシュフローは前年比9%増加し、解約率の抑制に成功する一方で、携帯電話の買い替えが鈍化し収益を圧迫した。

売上高は市場予想に届かなかったが、同社の株価は取引で5.5%上昇した。

米AT&T、携帯電話契約者が予想超え 高額無制限プランが好調

[24日 ロイター] - 米通信大手AT&Tが24日発表した第2・四半期(4─6月期)決算は、携帯電話の契約者数が市場予想を上回った。高額の無制限プランの契約が伸びたことが背景。

第2・四半期の携帯電話契約者数は差し引きで41万9000人増え、増加幅はファクトセットが集計したアナリスト予想の28万4800人を超えた。

フリーキャッシュフローは46億ドルとなり、前年同期比9%増加。LSEGの予想は42億2000万ドルとなっていた。

全スマートフォンを対象に新規顧客と既存顧客の両方に同じプランを提供する取り組みが解約率の抑制に寄与した一方、携帯電話の買い替え件数が鈍化していることが収益を圧迫した。

第2・四半期の売上高は298億ドルと前期比8%減少し、LSEGが集計した市場予想の299億2000万ドルに届かなかった。

同社の株価は午後の取引で5.5%上昇した。