スポティファイ、第2四半期利益が過去最高更新 株価13％高
AI要約
音楽配信サービス大手スポティファイが第２四半期の利益が過去最高を記録し、市場予想を上回ったことを発表。株価も13%上昇。
利益は前年比45%増の11億1000万ユーロで、アナリスト予想をわずかに上回った。売上高は20%増の38億1000万ユーロに届かず。
月間アクティブユーザー数や有料会員数の増加など、スポティファイの成長戦略の一部も報告された。
Martin Coulter
［ロンドン ２３日 ロイター］ - 音楽配信サービス大手スポティファイが２３日発表した第２・四半期決算は、利益が過去最高を更新し、市場予想も上回った。これを受け、午前の市場で株価は約１３％上昇した。
利益は前年比４５％増の１１億１０００万ユーロ（１２億１０００万ドル）で、アナリスト予想の１０億７０００万ユーロを小幅に上回った。
１株利益は１．３３ユーロ。ＬＳＥＧのＩＢＥＳがまとめたアナリスト予想の１．０６ユーロを上回った。
売上高は２０％増の３８億１０００万ユーロで、アナリスト予想の３８億２０００万ユーロにわずかに届かなかった。
月間アクティブユーザー数（ＭＡＵ）は６億２６００万人で、自社目標である６億３１００万人には達しなかった。
第２・四半期の有料会員数は２億４６００万人に増加した。
同社は昨年、人員やマーケティング予算削減によるコスト減を図る一方、プロモーションやポッドキャストへの新規投資を通じてユーザー基盤の拡大を図った。
