# 成長戦略

三井化学が成長戦略見直し、確立うかがう「第4の柱」
2024.07.04

三井化学が成長戦略見直し、確立うかがう「第4の柱」

三井化学は2030年度に向けた成長戦略を見直す。カギを握るのが、ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業と、石油化学関連を担うベーシック&グリーン・マテリアルズ(BGM)事業だ。ライフ&ヘルスケアは、オーラルケアの収益力強化などで再び成長軌道に乗せる。BGMは再編などで、まずコア営業利益300億

豊田鉄工、インドに新工場 26年春稼働、100億円投資
2024.07.04

豊田鉄工、インドに新工場 26年春稼働、100億円投資

 自動車プレス部品メーカーの豊田鉄工(本社豊田市)は、国内外で生産体制を拡充する。インドに新工場を建設し、2026年春までに稼働する。投資額は約100億円。また国内では豊田市に搬送設備を内製する新工場を建てて、24年末に操業を開始する。25年3月期の同社全体の設備投資は、過去最大の700億円を

ニトリ、7月にインドネシア初出店 海外展開加速しインドにも進出予定
2024.06.27

ニトリ、7月にインドネシア初出店 海外展開加速しインドにも進出予定

 ニトリは2024年7月、インドネシアでの1号店をジャカルタの大型ショッピングモール「Central Park Mall」内にオープンする。店舗網を広げ、アジア地域への出店を加速したい考えだ。 海外進出を強化する同社は、「著しい経済成長が見込まれる」地域として、アジア地域への出店

記録的成長を遂げたBリーグ「勝負の年」島田チェアマンが2024-25シーズンへの意気込み語る
2024.06.27

記録的成長を遂げたBリーグ「勝負の年」島田チェアマンが2024-25シーズンへの意気込み語る

 6月27日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第191回が配信され、Bリーグ2023-24シーズンを振り返り、「最高じゃないですか。素晴らしいシーズンだった」と語った。 競技面では、広島ドラゴンフライズがワイルドカードからの下克上を果たし初優勝。千

能力や勤勉さで劣っているわけではない…日本人の「労働生産性」がG7でぶっちぎりの最下位になった根本原因
2024.06.27

能力や勤勉さで劣っているわけではない…日本人の「労働生産性」がG7でぶっちぎりの最下位になった根本原因

なぜ日本人の賃金は上がらないのか。デロイトトーマツグループ執行役の松江英夫さんは「就業者1人当たりの労働生産性が低いからだ。これを上げるためには、日本特有の『タコつぼ化した組織』を壊し、新たな成長戦略を描く必要がある」という――。(第1回) ※本稿は、デロイトトーマツグループ『価

売上高2兆円!ドン・キホーテの強さは〝フルスイング開発者〟にあり ホームラン商品を連発
2024.06.27

売上高2兆円!ドン・キホーテの強さは〝フルスイング開発者〟にあり ホームラン商品を連発

 成長の強さは人にあり!? 売上高国内4位となった「ドン・キホーテ」には仕事にマジな商品開発者がたくさんいる。流通ウォッチャーの渡辺広明氏と商品展示会を訪れ、世の中にインパクトを与える“フルスイング開発者”を徹底取材すると…なぜか昭和風情たっぷりの、夏のおすすめ商品3選が完成した。

アイリスオーヤマの“憲法第1条”「利益を出せる仕組みこそ重要」はなぜ生まれたか
2024.06.27

アイリスオーヤマの“憲法第1条”「利益を出せる仕組みこそ重要」はなぜ生まれたか

 バブル崩壊(1990年代初め)、リーマンショック(2008年)、コロナショック(2020年)など経済的な危機に見舞われるたびに大きく成長してきたアイリスオーヤマ。その秘訣について、同社の大山健太郎会長は「ピンチをチャンスに変える経営」ではなく、「ピンチが必ずチャンスになる経営」の結果と説く。

バフェットの「株主への手紙」だけじゃない。アマゾン、ジェフ・ベゾスの「株主への手紙」には個人投資家の参考になる知恵がいっぱい詰まっている
2024.06.26

バフェットの「株主への手紙」だけじゃない。アマゾン、ジェフ・ベゾスの「株主への手紙」には個人投資家の参考になる知恵がいっぱい詰まっている

 ウォーレン・バフェットの「株主への手紙」は例年、投資家の注目を集めます。毎年出される、この「株主への手紙」には投資の知恵がたくさん詰まっています。[ウォーレン・バフェットに関する参考記事]●バフェットの8回目の円債発行は、円高にならない自信を深めている証拠!  資

5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?
2024.06.26

5兆円超えって凄すぎ!! 営業利益5兆3529億円! トヨタが日本企業1位に輝いた理由はハイブリッドだった!?

 トヨタ自動車が2024年3月期(2023年4月~2024年3月)の通期連結決算を発表した。営業利益は5兆3529億円と過去最高を更新。営業利益5兆円超えは日本企業初となる。空前の数字を叩き出したトヨタの今後を速報ベースで分析した。※本稿は2024年5月のものです文

共通は「防衛」伸長…三菱重工・川重・IHI、明確になってきた事業ポートフォリオ
2024.06.26

共通は「防衛」伸長…三菱重工・川重・IHI、明確になってきた事業ポートフォリオ

3大重工メーカーの事業ポートフォリオが明確になってきた。政府の防衛予算増額に伴い関連事業が伸長するのは共通で、個別には三菱重工業は火力発電向けガスタービンや原子力などに、川崎重工業は2輪車・4輪バギーや航空機関連などに、IHIは民間航空機エンジン、燃料アンモニアなどに経営資源を重点配分する。多

ホクト社長が決断したのはキノコの計画減産 上場以来初の赤字から復活した理由と次を見据えた戦略とは?
2024.06.26

ホクト社長が決断したのはキノコの計画減産 上場以来初の赤字から復活した理由と次を見据えた戦略とは?

 キノコ生産のホクト(長野市)の水野雅義社長は、2006年の就任から18年。23年3月期連結決算は1999年の上場以来、初の赤字に転落した。背景にあるのはキノコ生産に使う培地や資材の値上がり、光熱費の高騰だ。キノコは「物価の優等生」と言われ、市場価格は安価が継続。そこで24年3月期に計画的な減

インド経済、8%成長に向け前進もインフレ抑制が不可欠-中銀総裁
2024.06.26

インド経済、8%成長に向け前進もインフレ抑制が不可欠-中銀総裁

(ブルームバーグ): インド準備銀行(中央銀行)のダス総裁は25日、インドの経済成長率は着実に8%に近づいているものの、インフレを抑え込むことが必要不可欠だとの認識を示した。ダス総裁はムンバイ商工会議所での講演で、「インドは成長軌道の大きな構造転換の入り口に立っており、年間成長率

ラーメン業界“閉店ラッシュ”の中で店舗を増やし続ける「丸源ラーメン」。圧倒的な成長を可能にした強みとは
2024.06.26

ラーメン業界“閉店ラッシュ”の中で店舗を増やし続ける「丸源ラーメン」。圧倒的な成長を可能にした強みとは

 コロナが収束し人流が復活したのに、物価高・エネルギーコストなどあらゆるコストの上昇などで、ラーメン店の倒産が増えている。東京商工リサーチの調査によれば、2023年度に倒産したラーメン店の件数は過去15年間で最多だ。  ラーメン市場(2023年)は6000億円市場と推計され、回転

どんなに儲かっていても…すべての企業に「新規事業開発」が必要な理由【中小企業診断士が解説】
2024.06.22

どんなに儲かっていても…すべての企業に「新規事業開発」が必要な理由【中小企業診断士が解説】

失敗すれば大きな損害を被る新規事業開発。なかには失敗によるダメージによって、企業の存続そのものが危ぶまれることも。しかしそのようなリスクを負っても、すべての企業において新規事業開発が必要なのには理由があって……。本記事では、中野正也氏の著書『成功率を高める新規事業のつくり方』(ごきげんビジネス

【福岡ボート(サマータイム)一般】素質を表す養成所勝率
2024.06.21

【福岡ボート(サマータイム)一般】素質を表す養成所勝率

< 21日・福岡ボート・初日 ><記者コラム・森大輔の勝ち組の法則> 今節は5000番台以降の新人2人を含めて、当地初参戦の選手が5人もいます。やはり初物の選手、特に地元エリア外の若手は〝正体不明〟の部分があり分かりにくいもの。そこで、5000番台以降の選手の養成所

骨太の方針など3計画を閣議決定…賃上げ定着や来年度の基礎的財政収支黒字化など目指す
2024.06.21

骨太の方針など3計画を閣議決定…賃上げ定着や来年度の基礎的財政収支黒字化など目指す

 政府は21日、今後の重要政策の方向性を示す「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」と成長戦略「新しい資本主義実行計画」の改訂版、「規制改革実施計画」の3計画を持ち回り閣議で決定した。 人口減少が本格化する2030年代以降に経済や財政、社会保障を持続可能とするには、国内総生

賃上げと投資で成長型経済目指す 政府が「骨太の方針」閣議決定
2024.06.21

賃上げと投資で成長型経済目指す 政府が「骨太の方針」閣議決定

政府は21日、持ち回りの閣議を開き、岸田文雄政権が発足してから3度目となる経済財政運営の指針「骨太の方針」を決定した。賃上げの定着や成長分野への戦略的な投資を通じて、デフレ経済から完全に脱却し、成長型の新たな経済ステージへと移行するシナリオを描く。人口減少が本格化する2030年代以降も安定的な

政府、財政新目標具体化見送り 1%超成長へ生産性課題
2024.06.21

政府、財政新目標具体化見送り 1%超成長へ生産性課題

 政府は21日、経済財政運営の指針「骨太方針」と成長戦略「新しい資本主義実行計画」を閣議決定した。金融政策の正常化で財政運営が難しくなる懸念が高まる中、基礎的財政収支(プライマリーバランス)を2025年度に黒字化する現行の目標を堅持した一方、26年度以降の具体的な黒字化の目標は見送った。

「株主優待になぜPayPayポイント?」「LINEヤフーとのシナジーは?」 ソフトバンク株主総会の質疑応答まとめ
2024.06.21

「株主優待になぜPayPayポイント?」「LINEヤフーとのシナジーは?」 ソフトバンク株主総会の質疑応答まとめ

 ソフトバンクは6月20日、都内で第38回 定時株主総会を開催した。2023年度の事業が報告された後、今後の成長戦略を社長の宮川潤一氏が説明。また、定款の一部変更や役員選任など3つの議案について決議された。 ここでは、主な質疑応答について紹介する。質問は、事前に専用サイトに入力さ

「骨太の方針」など3計画、政府が閣議決定…賃上げで「新たな経済ステージ」目指す
2024.06.21

「骨太の方針」など3計画、政府が閣議決定…賃上げで「新たな経済ステージ」目指す

 政府は21日、今後の重要政策の方向性を示す「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」や、成長戦略「新しい資本主義実行計画」の改訂版、「規制改革実施計画」の3計画を持ち回り閣議で決定した。 骨太の方針では副題を「賃上げと投資がけん引する成長型経済の実現」とし、労働市場改革など