米輸入物価、6月は前月比横ばい 市場予想に反し

AI要約

米労働省によると、6月の輸入物価指数は前月比横ばいで、エネルギー製品価格の下落が食品価格の上昇を相殺した。

物価指数は前年同月比で1.6%上昇し、燃料価格は1.0%下落、食品価格は0.7%上昇した。

自動車部品やエンジンの価格は0.1%上昇し、輸出物価は0.5%下落した。

米輸入物価、6月は前月比横ばい 市場予想に反し

[ワシントン 16日 ロイター] - 米労働省が16日に発表した6月の輸入物価指数は前月比横ばいとなった。エネルギー製品の価格下落が食品価格の上昇を相殺した。

ロイターがまとめた市場予想(関税を除いたベース)は0.1%下落だった。5月は0.2%下落だった。

6月の前年同月比は1.6%上昇と、5月の1.4%上昇に続いた。

6月は燃料価格が1.0%下落。5月は0.4%上昇だった。原油と天然ガスがともに値下がりした。

食品価格は0.7%上昇。5月は1.6%下落だった。

資本財は横ばい。5月は0.2%下落だった。

自動車・部品・エンジンは0.1%上昇。自動車を除く消費財は0.1%下落した。

燃料と食品を除くコア輸入物価指数は横ばい。5月は0.1%下落だった。前年同月比では0.6%上昇した。

6月の輸出物価は0.5%下落し、前月の0.7%下落に続いた。

前年同月比では0.7%上昇した。