「資さんうどん」初の関東進出へ 今冬にも 北九州のソウルフード

AI要約

北九州発祥のうどんチェーン「資さんうどん」が関東圏に初出店することを明らかにした。

資さんうどんは北九州を拠点に急速に店舗を拡大しており、関東初進出に注目が集まっている。

資さんは東京で期間限定店舗を開き、関東進出を告知。初日から多くの来店者が並び、好評を得ている。

「資さんうどん」初の関東進出へ 今冬にも 北九州のソウルフード

 北九州発祥のうどんチェーン「資(すけ)さんうどん」を展開する資さん(本社・北九州市小倉南区)は13日、今冬に関東圏に初出店すると明らかにした。資さんうどんは北九州から次々に店舗を拡大し、現在は九州7県をはじめ山口▽岡山▽大阪▽兵庫――の1府10県に計69店を構える。“北九州のソウルフード”の関東初進出に注目が集まりそうだ。

 東京都千代田区に資さんが期間限定で開いた店舗で13日、発表した。

 来店者に配られたチラシには人気の「肉ごぼ天うどん」の写真と共に、1976(昭和51)年の創業を踏まえて「48歳、上京」と強調。「『資さんが遠くに行ってしまって寂しい』。そんな声もあるかもしれませんが、資さんの“お客様を喜ばせたい想(おも)い”は変わりません。(中略)48歳、まだまだ頑張ります」とつづった。具体的な出店場所や出店日は明らかにしていない。

 東京での期間限定の店舗は、関東進出の告知を兼ねて13~15日のみ営業。初日の13日は午前11時の開店前から長蛇の列ができ、400食分の整理券があっという間になくなったという。

 資さんの広報担当者は「昨年、大阪に出店した際もたくさんのお客様に来ていただいたので期待はあったが、予想以上」と喜ぶ。「関東でも、自慢のうどんの味を一人でも多くの方に楽しんでいただきたい」と話した。【平川昌範】