ファミマ、衣料品専門店の出店検討 「コンビニエンスウェア」好調で

AI要約

ファミリーマートの社長が衣料品専門店の出店検討を明らかに

「コンビニエンスウェア」ブランドが好調で年100億円以上の売り上げを達成

専門店出店により売上伸ばし、商品入れ替えスピードを上げる方針

ファミマ、衣料品専門店の出店検討 「コンビニエンスウェア」好調で

 コンビニ大手ファミリーマートの細見研介社長が12日、朝日新聞のインタビューに応じ、衣料品専門店の出店を検討する考えを明らかにした。ファミマは「コンビニエンスウェア」というブランドで売る衣料品が好調で、専門店を出すことでさらに売り上げを伸ばしたい考えだ。

 「コンビニエンスウェア」はシンプルなデザインと手ごろな価格で人気を集め、販売額は年100億円を超えるという。今後の施策を聞くと、コンビニでは置ける衣料品の点数に限りがあるため、売り上げをより増やすには「(商品を)入れ替えるスピードを上げるしかない」と話し、新商品の投入ペースを早める考えを示した。

 その上で、「店舗の形態を変える。(衣料品を)分離した店舗も検討していきたい」と専門店の出店について言及した。動き出す時期などは明言しなかったが、海外高級ブランドが時計や香水などに特化した店舗を展開するのを引き合いに「カテゴリーが育ってくるとそういったことは可能になる」と話した。