米BNYメロン、第2四半期利益は予想上回る 手数料収入が好調
米金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが第2・四半期の決算を発表し、市場予想を上回る利益を達成した。
投資サービス手数料収入の増加が利息収入の減少を相殺し、株価は約4%上昇した。
運用資産額が増加し、利息収入は減少したものの、投資サービス手数料が増加した。
[12日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロンが12日発表した第2・四半期決算は、利益が市場予想を上回った。好調な投資サービス手数料収入が利息収入の減少を相殺した。
これを受け、12日午前の市場で株価は約4%上昇した。
第2・四半期の純利益は11億4000万ドル(1株当たり1.52ドル)に増加。前年同期は10億4000万ドル(1株当たり1.31ドル)だった。収入は2%増の46億ドルとなった。
調整後1株利益は1.51ドルと、LSEGがまとめた予想の1.43ドルを上回った。
運用資産額は前年比7%増の2兆0500億ドル。カストディーおよび管理資産は6%増の49兆5000億ドルとなった。
第2・四半期の投資サービス手数料は5%増の23億6000万ドルとなった一方、証券、ローン、預金からの利息収入は6%減の10億3000万ドルとなった。
同行の株価は今年約18.1%上昇している。