「さわやか」だけじゃない!【静岡県のローカルチェーン】3選。お弁当は「テンジンヤ」、ラーメンと言えば「五味八珍」!

AI要約

静岡県のローカルチェーン店を紹介する記事。代表的な3つのチェーン店が紹介されており、各店の歴史や特徴が明らかにされている。

「天神屋」は1954年にひな人形のお店から始まり、お弁当店として発展してきた。静岡市を中心に展開しており、地元で長く愛されている。

「五味八珍」は中華レストランチェーンであり、家族連れでも利用しやすい雰囲気が特徴。浜松餃子や五目らーめんが看板メニュー。

「さわやか」だけじゃない!【静岡県のローカルチェーン】3選。お弁当は「テンジンヤ」、ラーメンと言えば「五味八珍」!

静岡県のローカルチェーンと言えば「炭焼きレストラン さわやか」が有名ですが、実はこれ以外にも地元民から長く愛されているチェーン店が多くあります。

その中から今回は、静岡出身の筆者が選んだ「静岡県のウマすぎるローカルチェーン」を3つ紹介します。

静岡市を中心に30店舗以上を展開するお弁当・お惣菜チェーンが「天神屋」。

お店によって「天神屋」だったり「テンジンヤ」だったりと表記がまちまちですが、個人的にはやっぱり、レインボーカラーの三角屋根に「テンジンヤ」とカタカナで書かれたスタイルが「これぞテンジンヤ!」という感じがして好きだったりします。

創業はなんと1954年。公式サイトの「天神屋のルーツ」によると、もともとはひな人形のお店として創業しましたが、店が忙しいときに社内でまかないで食べていたおむすびやいなり寿司、海苔巻きが好評で、やがて社外にも販売するようになったのがお弁当店としての原点になっているそうです。

西部から東部まで、静岡県内ならわりとどこでも見かける中華レストランが「五味八珍」。ラーメン店というより「ラーメンが充実しているファミリーレストラン」といった装いで、家族連れでも気軽に利用できるのが特徴です。

店内に貼られている「お母さんへ」というポスターはネットでたびたび話題になっていますね。

最近はすっかり浜松餃子が看板メニューになっていますが、個人的に好きなのが、もう一つの看板メニューである「五目らーめん」。

ちょっと甘口の“あん”が油通しされた野菜のうまみを引き立て、さらに麺やスープと一緒に食べると……! もし県外から訪れることがあったら、ぜひ浜松餃子とあわせて頼んでみてほしい一品です。

志太・榛原エリアを中心に6店舗を展開するラーメン店が「カナキン亭」。前の2つに比べるとチェーンの規模は小さいのですが(のれん分けと言った方がいいかも)、とにかく何度食べても飽きない不思議なラーメンで、かれこれ40年にわたって地元で愛され続けている実力派です。

目玉の「カナキン麺」は、キムチが乗っているのを除けば、あとは何の変哲もないごく普通の醤油ラーメンといったビジュアル。しかし一口スープをすすってみると、野菜なのか油なのか、何とも言えないやさしい甘みとコクが口の中に広がり、一般的に想像する「醤油ラーメン」とはだいぶ違っていることに気付きます。

長年食べている筆者でも「何系ラーメン」のように一言では言い表わせない味なのですが……とにかくおいしいんですよ! 誰かこの味、説明できる人いませんか……?

――以上、静岡出身の筆者が勝手に選んだ「静岡県のウマすぎるローカルチェーン3選」をお届けしました。

これ以外にも、「今話題のハッピーグルメ弁当と言えば?」のCMで圧倒的知名度を誇る「お弁当どんどん」や、“磯おろし”で有名な「戸隠そば」など、静岡県には魅力的なお店がたくさんあります。「あれが入ってない!」「あれも紹介してほしい!」といった意見があれば、ぜひSNSなどで教えてくださいね。