“赤くなった”レタス、食べる?食べない? なぜ色変わる? 理由は、鮮度ではなく…

AI要約

レタスが赤くなる理由やその影響、赤い部分が食べられるかについて紹介される。

赤くなったレタスは食べても問題なく、赤い部分には体に良い成分が含まれていることがわかる。

赤いレタスが折れると赤くなる理由や対策についても記載される。

“赤くなった”レタス、食べる?食べない? なぜ色変わる? 理由は、鮮度ではなく…

 「レタス」が赤くなってしまうことありませんか?レタスが赤くなったら…食べますか?食べませんか?

 今が旬で、そのまま食べても、パンにはさんでも、みずみずしくシャキシャキ食感のレタス。

 そんなレタスですが、芯が赤くなることはありませんか?赤くなったレタス、みなさんは食べますか?

街の人(50代)

「赤いところは切り落とします。なんとなく汚いかな」

街の人(50代)

「時間が経っているイメージ。傷みはそうでもないけど、時間が経っている感じがします」

街の人(40代)

「気になりますね。腐るんじゃないかって思います。赤いのが葉っぱに移っていくんじゃないかなと思います」

 みなさん、あまり良い印象はないようです。

 赤くなったレタスは食べられるのか。30年以上野菜を扱ってきた、お馴染みスーパーアキダイの秋葉弘道社長に聞きました。

秋葉社長

「売る立場からしたら、赤いレタスってイメージ悪いじゃないですか。どうしても、折れた部分ってなっちゃう」

 レタスは折れると赤い?旬を迎え、おいしく食べるためにも、知っておきたいレタスの秘密。赤くなっても食べられる?食べられない?その答えは!?

 芯が赤くなったレタスは、食べて大丈夫なのでしょうか?

秋葉社長

「食べても問題ないです。傷んでいるわけではない。古いというわけではないし、新しいのは新しい。一日、日にちが経つと少し赤くなる」

 つまり、レタスは赤くなってもおいしく食べられるのです。鮮度が落ちているわけでも、傷んでいるわけでもありませんでした。

 そもそもレタスは、どうして赤くなるのでしょうか?

秋葉社長

「切ると白い液体が出るんです。この液体が赤くなる感じで、白いものが酸化して赤くなる。空気に触れることによって色が変わる」

 レタスを切ると出てくる白い液体には、ポリフェノールが含まれているのです。

秋葉社長

「むしろ、体にいい成分なので、心配することはない。気になる方は赤い部分を切り取っていただければ、全然問題ない」

街の人(50代)

「ポリフェノールというのは、初めて聞きました」

街の人(50代)

「今後買う時、赤いの気にしなくていい」

 ちなみに、JAによりますと、「レタスを包丁で切ると赤くなるのは繊維が壊され、ポリフェノールが反応するから」だそうです。手でちぎると、繊維が壊れるのを最小限に抑えられ、変色しにくくなるそうです。