レバノン南部を大規模攻撃 イスラエル軍、情勢緊迫

AI要約

イスラエル軍が親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦を続けるレバノン南部を大規模に攻撃イスラエルはベイルート南部を空爆し、ヒズボラ有力幹部の司令官を殺害状況は一段と緊迫している

 【エルサレム共同】イスラエル軍は21日、親イラン民兵組織ヒズボラとの交戦が続くレバノン南部を「大規模に攻撃した」と発表した。イスラエルへの攻撃を事前に察知したと主張している。軍は20日に首都ベイルート南部を空爆し、ヒズボラ有力幹部の司令官を殺害したばかり。地域情勢は一段と緊迫している。

 米CNNテレビは、昨年10月に双方の交戦が始まって以降、最も激しい攻撃の一つだと報じた。ヒズボラは17、18日に各地で相次いだポケットベルやトランシーバーの爆発をイスラエルによる工作だとして報復を宣言している。