岸田総理として最後の外国訪問 バイデン大統領宅で首脳会談

AI要約

岸田総理大臣がアメリカを訪問し、バイデン大統領との首脳会談を行った。会談では防衛力強化などが話題となった。

日本製鉄によるUSスチールの買収計画については話題に上がらず、懸案となっている。

会談後にはオーストラリア・インドを交えた4カ国の首脳会合が開かれ、岸田総理は中国への危機感を訴えた。

岸田総理として最後の外国訪問 バイデン大統領宅で首脳会談

 総理大臣として最後の外国訪問として、アメリカに到着した岸田総理大臣はバイデン大統領の自宅に招かれ、首脳会談を行いました。

 バイデン大統領が地元・デラウェア州に外国の首脳を招待するのは今回が初めてです。1時間の会談では、バイデン大統領から日本の防衛力を抜本的に強化した岸田総理のリーダーシップが称賛されました。

 一方、懸案となっている日本製鉄によるUSスチールの買収計画については、「11月の大統領選挙後に棚上げされた」として、お互いに話題にしなかったということです。

 また、バイデン大統領との会談後にオーストラリア・インドを交えた4カ国の首脳会合が始まりました。岸田総理は威圧を強める中国への強い危機感を訴え、結束を呼び掛ける考えです。(ANNニュース)