ウクライナ、ロシアの弾薬庫攻撃 火災発生、一つは「兵たんの鍵」

AI要約

ウクライナ軍がロシアの弾薬庫を攻撃し、火災を引き起こした。

クラスノダール地方の知事は非常事態を宣言し、住民1200人が避難した。

ロシア軍はウクライナの無人機を迎撃し、火災が発生した。

 【キーウ、モスクワ共同】ウクライナ軍は20日夜から21日未明にかけて、ロシア南部クラスノダール地方チホレツク地区と、同国西部トベリ州オクチャブリスキーにある弾薬庫を攻撃した。チホレツク地区の弾薬庫はロシア有数の規模で「兵たんの鍵となる施設の一つだ」と説明。北朝鮮の弾薬も運ばれていたと主張した。いずれの弾薬庫でも火災が発生した。

 クラスノダール地方のコンドラチェフ知事はチホレツク地区の非常事態を宣言。地区から住民約1200人が避難したと発表した。

 クラスノダール地方でロシア軍はウクライナ軍の無人機18機を迎撃した。このうち2機をチホレツク地区で破壊したが、残骸が落下して火災が発生したという。