イスラエル軍が中東レバノンを空爆 ヒズボラ幹部ら12人死亡

AI要約

イスラエル軍が中東レバノンでヒズボラを標的とした空爆を実施し、12人が死亡、66人が負傷した。

空爆の標的はヒズボラの幹部であるイブラヒム・アキル氏ら10人の幹部で、アキル氏はテロリストとして指定されていた。

最近ではヒズボラメンバーが使う通信機器が爆発し、多数の死傷者が出ている。

イスラエル軍が中東レバノンを空爆 ヒズボラ幹部ら12人死亡

 イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」を標的とした通信機器の爆発が相次いだ中東レバノンでイスラエル軍の空爆があり、12人が死亡しました。ヒズボラの幹部を標的にしたとみられています。

 中東のメディアによりますと、首都ベイルートの南部でイスラエル軍の空爆があり、これまでに12人が死亡、子どもを含む66人がけがしたということです。標的はヒズボラの軍事作戦部門の責任者とされるイブラヒム・アキル氏で、ほかの幹部10人と共に殺害されたとしています。

 アキル氏は、1983年にベイルートのアメリカ大使館が爆破され、63人が死亡した事件などを指揮したとして、アメリカが特別指定国際テロリストに指定していました。

 ヒズボラをめぐっては、メンバーが使うポケベル型の通信機器などが相次いで爆発し、多数の死傷者が出たばかりです。(ANNニュース)