ロシア空軍基地に無人機攻撃か 117機撃墜と発表

AI要約

ロシア国防省は、ウクライナ軍の無人機攻撃に対応し、117機を撃墜したと発表した。複数の州で攻撃があり、軍用飛行場で火災が発生するなど混乱が続いた。

ウクライナ国境から離れた基地では極超音速ミサイルを装備した戦闘機が配備されており、攻撃の恐れがある状況にあった。州知事は攻撃について認めたが、負傷者はいなかったと述べた。

独立系メディアやソーシャルメディアを通じて、様々な情報が広まり、西部地域における空軍基地への攻撃が広く報じられた。

 ロシア国防省は14日、前夜から同日にかけて西部クルスク州など計8州にウクライナ軍の無人機攻撃があり、117機を撃墜したと発表した。ロシア独立系メディア、アストラによると、南部ボロネジ州の軍用飛行場で火災が発生。ソーシャルメディアでは西部ニジェゴロド州サワスレイカの空軍基地にも攻撃があったとの投稿もみられた。

 ウクライナ国境から約650キロ離れたサワスレイカの基地は極超音速ミサイル「キンジャル」を装備したミグ31戦闘機の出撃拠点。ニジェゴロド州のニキーチン知事は州内への攻撃について認めたが、負傷者はいないと表明した。(共同)