ウクライナ各地にロ軍の攻撃、1人負傷 民間インフラ損傷

AI要約

ウクライナ空軍がロシアからの攻撃について明らかにした。無人機38機と弾道ミサイル2発が発射され、30機が破壊された。

攻撃により1人が負傷し、送電線やガスパイプラインが損傷。一部地域の電気やガス供給が停止している。

ロシアとの国境付近でのウクライナ侵攻以降、攻撃が強化されており、今回の攻撃は民間インフラを狙ったものだという。

ウクライナ各地にロ軍の攻撃、1人負傷 民間インフラ損傷

[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナ空軍は13日、ロシアが夜間にウクライナに向けて攻撃型ドローン(無人機)38機と弾道ミサイル「イスカンデルM」2発を発射したと明らかにした。

空軍の対話アプリ「テレグラム」への投稿によると、無人機30機はウクライナの8地域で破壊されたという。そのほかの兵器の状況は不明。

北東部スムイ地方の当局者によると、攻撃により1人が負傷した。送電線とガスパイプラインも損傷したため、市内の一部住民への電気・ガス供給が停止している。

ウクライナが国境を接するロシアのクルスク地方への侵攻を開始して以来、ロシアはウクライナ北部地域への攻撃を強化している。

北部チェルニヒウ州のチャウス知事は、今回の攻撃は民間インフラを狙ったものだと述べた。同地域では死傷者はいないという。