ウクライナ、ロシア国境付近で民間人の移動制限 敵対行為激化
ウクライナ軍がロシア国境付近の民間人の移動を制限すると発表。
移動制限は敵対行為激化の理由で一時措置とされている。
ウクライナはクルスク州への越境攻撃を開始し、国境付近では両国の住民が避難している。
[キーウ 13日 ロイター] - ウクライナ軍は13日、ロシア西部クルスク州と国境を接する北東部スムイ州の民間人の移動を制限すると発表した。国境から20キロメートル以内の地域が対象。
「敵対行為の激化」が理由。同地域でロシアの破壊工作部隊や偵察部隊の活動が活発化しているという。
移動制限は一時的な措置で、対象地域の住民は登録証明書を提示すれば自宅に戻れるとしている。
ウクライナは先週、クルスク州への越境攻撃を開始。多くの集落を制圧した。国境付近では両国の民間人が多数避難している。