AirTagの1/4の薄さ。財布も車も、探し物をすぐに見つけられるようになった
スマートトラッカーカードは、厚みがわずか1.7ミリという薄さでありながら、高い性能を備えたスマートトラッカーだ。
このカードは様々な無くしやすいアイテムに取り付けて使用でき、iPhoneの「探す」アプリとの連携もスムーズである。
防水防塵加工が施されており、60デシベルの音量で探すことができるため、日常生活や旅行での利用に便利で安心感がある。
物を無くしやすいためAppleのAirTagを長い間検討していた。
なかなか購入に踏み切れなかった理由は、AirTagは厚みがそれなりにあるため私の財布には入らず、いざ無くした時に探せないという点にあった。
そんなスマートトラッカーが嵩張る問題を解決してくれたのは、一見するとただのカードにしか見えないスマートトラッカーだ。薄さは1.7ミリで、クレジットカード2枚分くらいの薄さ。ちなみにAirTagは8ミリなので、4.7倍の厚みということになる。
「え?こんなに薄くてちゃんと機能するの?」と不安になってしまうが、あのエレコムの子会社である日本企業のロジテック社が開発しているため性能は折り紙付きだ。
財布の中に入れるのはもちろんのこと、携帯性が高いため、さまざまな無くしては困るアイテムに忍ばせて使用できる。
iPhoneの「探す」アプリに対応しているため、専用のアプリをわざわざダウンロードする必要はない。スムーズに日常生活に導入できる。
私の場合、車を路上のパーキングメーターに止めた際、どこの場所に駐車をしたか分からなくなって探し回ることが多かった。
このカードトラッカーを使い始めてから、車内に置いて出かければ駐車地点を検索できる、とても便利に感じている。
また、海外旅行中に紛失すると厄介なパスポート。パスポートカバーと一緒に挟んでおけば、いつでもパスポートの位置をトラックできるので安心して旅行が楽しめる。
防水防塵加工もしっかり施されているおり、水没しても問題ない。取り回しに気を使わなくてもいいのでラクだ。
カードにはスピーカーが内蔵されており、「探す」アプリから音を出しながら探すことも可能だ。
気になる音量は60デシベル。家の中ならどこにいてもカードが発する音を聞きとることができる程度のボリュームだ。
試しにカードを1階におき、2階の部屋の中からサウンドを鳴らしてみると、しっかり音を聞きとることができた。
続いて屋外で実験をしてみた。車のダッシュボードの上にカードを置き、ドアを閉めてサウンドを鳴らしてみる。
屋外ということもあり環境音が大きく、聞こえにくいものの、車から半径2メートル程度まで近づくとしっかりカードの音が聞こえてきた。
音量については通常のスマートトラッカーであれば及第点か少し下というレベルだが、カードのスリムさを考えると健闘していると言えるだろう。