中距離ミサイル配備と警告 ロシア、独への展開に対抗

AI要約

ロシアのプーチン大統領は、米国が2026年から長射程ミサイルを展開すると発表し、ロシアは一方的なモラトリアムを取り下げる可能性を示唆した。

プーチン大統領は、米国に対抗するためにINF全廃条約で禁止された地上発射型ミサイルの配備を警告した。

 ロシアのプーチン大統領は28日、米国がドイツに長射程のミサイルを2026年から順次展開すると発表したことについて「計画が実行されれば、ロシアは配備に関する一方的なモラトリアム(一時停止)を取り下げる」と述べた。

 米国への対抗措置として、19年に失効した米ロの中距離核戦力(INF)全廃条約で禁止されていた地上発射型ミサイル(射程500~5500キロ)を配備すると改めて警告した。