プーチン大統領の急接近で北朝鮮経済“復活”か

AI要約

北朝鮮経済が急速な回復を遂げており、2023年のGDPは3.1%増加した。

ロシアのプーチン大統領との関係強化が成長の要因であり、鉄や銅、ニッケルの生産が増加している。

ロシアが北朝鮮の経済再建を支援し、団体旅行や物産展などで積極的に関わっている。

プーチン大統領の急接近で北朝鮮経済“復活”か

 ロシアのプーチン大統領に急接近したことにより、北朝鮮経済が急激に回復していることがわかりました。

 ブルームバーグによりますと、北朝鮮の2023年のGDP=(国内総生産)は前の年と比べて3.1%増えて2016年以来の記録的な成長となり、過去3年間続いた低迷に歯止めがかかったということです。

 北朝鮮は特に兵器の生産に必要な鉄や銅、ニッケルなどの生産を増やしていて、ロシア軍に100万発以上の弾薬を提供したことが成長の理由だと見られています。

 ロシアの独立系メディアは、プーチン大統領が北朝鮮経済の再建を支援したと報じています。

 ロシアから北朝鮮への団体旅行のほか、ロシア極東のウラジオストクで食品、化粧品や健康グッズ、楽器まで取り揃えた大規模な北朝鮮の物産展が開催されるなど、ロシアは経済面でも北朝鮮を支えています。(ANNニュース)