【フィリピン】クラーク農産物ハブの開発、ア開銀支援

AI要約

フィリピンのクラーク国際空港公社は、クラーク自由港に農産物の大型拠点「国家食料ハブ」を開発する事業でアジア開発銀行と官民連携事業を進めることを発表した。

アジア開発銀行は、取引に関する助言や入札関連文書の作成、事業の認可などを支援し、2025年までに事業化調査と入札文書の用意を完了する予定だ。

国家食料ハブは、クラーク国際空港付近に建設され、62ヘクタールの土地に農産物供給を強化する施設で、事業費は85億ペソに上る。

 フィリピンのクラーク国際空港公社(CIAC)は12日、マニラ首都圏北方パンパンガ州のクラーク自由港に農産物の大型拠点「国家食料ハブ」を開発する事業で、アジア開発銀行(ADB)と官民連携(PPP)事業を管轄するPPPセンターの支援を受けることで合意したと発表した。

 アジア開銀は市場の需要に応じた取引に関する助言や入札関連文書の作成、事業の認可などを支援する。事業化調査と入札文書の用意は2025年1月までに完了する予定。同年1~3月に入札を公告し、26年1月に落札者との委託契約を結ぶ。

 国家食料ハブは、クラーク国際空港付近の施設内に位置する。敷地面積62ヘクタールの土地に建設し、近隣地域への農産物供給を強化する。事業費は85億ペソ(約229億6,600万円)に上る。