米政界に衝撃 与野党が非難

AI要約

トランプ前米大統領の選挙集会での発砲事件に関連して、米政界が衝撃を受けている。

議員や政治家たちは暴力行為を強く非難し、平和的な選挙を求めている。

ロバート・ケネディ・ジュニア氏は国民の団結とトランプ氏への祈りを呼びかけている。

 【ワシントン時事】トランプ前米大統領の選挙集会での発砲事件を受け、米政界に13日、衝撃が走った。

 ジョンソン下院議長(共和党)は「平和的な選挙集会での恐ろしい政治的暴力行為はこの国にふさわしくなく、一致して断固非難されるべきだ」と怒りを表明した。

 民主党下院トップのジェフリーズ院内総務も「米国は民主主義国家だ。いかなる政治的暴力も許されない」と強調。ペロシ元下院議長(民主党)は「トランプ氏が無事であることを神に感謝する」と述べた。

 11月の大統領選に無所属で出馬しているロバート・ケネディ・ジュニア氏は「今こそ国を愛する全ての国民が分断から身を引き、暴力を放棄してトランプ氏と家族のための祈りで団結すべきだ」と訴えた。ケネディ氏のおじのケネディ元大統領、父のロバート・ケネディ元司法長官はいずれも暗殺された。