娘と交際中の14歳少年の腹部を凶器で刺した疑い…38歳母親を現行犯逮捕 /大邱

AI要約

14歳の娘と同い年の少年を刺した38歳の女が殺人未遂で逮捕された。

女は酒に酔って犯行を行い、娘が少年にガスライティングされていたと主張している。

警察は女に対する拘束令状を申請する予定である。

娘と交際中の14歳少年の腹部を凶器で刺した疑い…38歳母親を現行犯逮捕 /大邱

 自身の娘(14)と交際している同い年の少年を凶器で刺したとして、大邱市の寿城警察署は10日、38歳の女を殺人未遂の現行犯で逮捕したと明らかにした。

 女は今月9日午後10時40分ごろ、大邱市寿城区の路上で、14歳の少年の腹部を凶器で刺した疑いが持たれている。事件を目撃した通行人が通報し、少年は病院に搬送されたが、重篤な状態だという。

 犯行の様子を収めた防犯カメラの映像も公開された。聯合ニュースTVが公開した映像を見ると、女は電柱の陰に隠れて娘と少年の様子をうかがっていたが、二人がその場を離れようとした瞬間に女は二人の方に向かっていく。

 女は少年を何回か突き飛ばし、突然凶器を持ち出して攻撃した。少年が腹部を刺されて逃げようとすると、女は両足の靴を脱ぎ捨てて300メートル以上追いかけていく。

 また、女の娘がひざまずいて母親を止めようとし、女が凶器で自分を刺そうとする様子もカメラに捉えられていた。警察が駆け付けて女を警棒で制圧し、その場で女を逮捕した。

 犯行当時、女は酒に酔った状態だったことが分かった。女は警察の取り調べに対し「娘は少年にガスライティング(心理的虐待の一種)されていた」と主張しているという。

 警察は女に対する拘束令状を申請する予定だ。

チェ・ヘスン記者