広報担当者「トランプ氏は大丈夫だ」 集会で銃撃、医療施設に搬送

AI要約

米東部ペンシルベニア州で行われた共和党のトランプ前大統領の選挙集会でトランプ氏が銃撃された。

トランプ氏は耳の辺りから出血していたが、医療施設で診察を受けて大丈夫とのこと。

銃撃は演説が始まってから6分20秒後に発生し、トランプ氏は警備担当者とともに壇上から退避した。

広報担当者「トランプ氏は大丈夫だ」 集会で銃撃、医療施設に搬送

 米東部ペンシルベニア州バトラーで13日開かれた共和党のドナルド・トランプ前米大統領(78)の選挙集会で、トランプ氏が演説中に銃撃された。トランプ氏は耳の付近を手で押さえて身を伏せ、すぐに警備担当者らと壇上から退避した。耳の辺りから出血していたが、広報担当者は声明で「トランプ氏は大丈夫だ。地域の医療施設で診察を受けている」と説明した。

 現地からの中継映像によると、銃撃はトランプ氏の演説が始まってから約6分20秒後に始まり、少なくとも数発の銃声が聞こえた。トランプ氏は退避する際、警備担当者らに囲まれながら、拳を突き上げて聴衆にアピールしていた。

 13日の選挙集会は屋外のイベント会場で開かれ、一般市民も自由に参加できる形式だった。トランプ氏は退任後も大統領警護隊(シークレット・サービス)の警護対象となっている。聴衆が会場に入る際には、大きなバッグなどの持ち込みは禁止され、金属探知機や手荷物検査も受けるのが通例だ。【ワシントン秋山信一】