ゼレンスキー大統領 NATO会議で兵器の制限撤廃を訴え ロシア領内攻撃に向け

AI要約

ウクライナのゼレンスキー大統領は、NATO首脳会議でロシア領内を攻撃するための兵器の使用制限撤廃を求めた。

ゼレンスキー氏は、ロシアへの攻撃を拡大したいと訴え、防空システムの早急な配備を求めた。

バイデン大統領はウクライナ支持を表明し、「我々はウクライナとともにある」と強調した。

ゼレンスキー大統領 NATO会議で兵器の制限撤廃を訴え ロシア領内攻撃に向け

 ワシントンで開かれていたNATO首脳会議に参加したウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア領内を攻撃するために供与された兵器の使用制限を撤廃するよう求めました。

 11日に会見したゼレンスキー大統領は、ロシア領内を攻撃するため、兵器を供与した米欧各国に対し「すべての制限を撤廃する必要がある」と訴えました。ロシア領内の軍事拠点への攻撃を拡大したいという考えを強調しています。

 またゼレンスキー氏は、アメリカなどが追加供与を表明したパトリオットなどの防空システムについて、ロシア軍による子ども病院など民間施設への攻撃が激しさを増すなか、早急な配備を求めました。

 ゼレンスキー氏と会談したバイデン大統領は「ウクライナは必ず勝利する。我々は現在も将来もウクライナとともにあることを世界に示す」と述べました。(ANNニュース)