国連安保理 7月の議長国はロシア 中東情勢などを協議する会合でラブロフ外相が議長役

AI要約

ロシアは今月、国連安保理の議長国を務め、中東情勢などを協議する会合を行うことが明らかになった。

ロシアのラブロフ外相が会合の議長を務めることが決定された。

アメリカのトランプ前大統領は過去にウクライナ問題に関して発言し、ロシアのネベンジャ国連大使はこれに対し反論した。

国連安保理の今月の議長国・ロシアは、ラブロフ外相が今月中旬にアメリカ・ニューヨークを訪れ、中東情勢などを協議する会合の議長を務めると明らかにしました。

ロシア ネベンジャ国連大使

「7月16日と17日の会合はラブロフ外相が議長を務める予定だ」

ロシアのネベンジャ国連大使は会見で、今月16日と17日に安全保障理事会でパレスチナ問題を含む中東情勢などを協議する閣僚級会合を行うと明らかにしました。ラブロフ外相が議長を務めるということです。

一方、ウクライナ問題をめぐり、アメリカのトランプ前大統領が「私が大統領なら戦争を24時間で解決できる」と過去に発言したことについて、「ウクライナ危機は1日では解決できない」と述べました。

国連安保理の議長国は15の理事国がひと月交代で担当することになっていて、今月はロシアが議長国を務めます。