# 利上げ

ドル流出防ぐために利下げは不可避=韓国大統領
17時間前

ドル流出防ぐために利下げは不可避=韓国大統領

[ソウル 3日 ロイター] - 韓国の尹錫悦大統領は3日、ドル流出を防ぐために米国と金利をある程度合わせることは避けられないと述べ、韓国銀行(中央銀行)に利上げを促した。下半期の主要経済政策を発表後の会見で「われわれは日本とは違う。米国との金利差を維持しようとすればドル流

企業のインフレ期待が一段と上昇、日銀追加利上げへ検討材料との見方
2024.07.01

企業のインフレ期待が一段と上昇、日銀追加利上げへ検討材料との見方

(ブルームバーグ): 日本銀行が金融政策判断で重視する消費者物価の基調的な上昇率の重要な要素である、企業の中長期のインフレ期待が一段と上昇している。日銀が1日に発表した6月の企業短期経済観測調査(短観)の「企業の物価見通し」によると、企業が想定する消費者物価指数(CPI)の前年比

米経済、利上げによく持ちこたえている-リッチモンド連銀総裁
2024.06.28

米経済、利上げによく持ちこたえている-リッチモンド連銀総裁

(ブルームバーグ): 米リッチモンド連銀のバーキン総裁は28日、インフレとの闘いでまだ勝利を収めていないと述べるとともに、失業率が低水準にとどまって資産のバリュエーションが高いままであれば、米経済は底堅さを維持する公算が大きいとの見解を表明した。バーキン総裁は「米経済、特に米国の

トルコ中銀、金利50%に据え置き 予想通り インフレリスク注視継続
2024.06.27

トルコ中銀、金利50%に据え置き 予想通り インフレリスク注視継続

[イスタンブール 27日 ロイター] - トルコ中央銀行は27日、予想通り主要金利を50%に据え置き、引き続きインフレリスクに最新の注意を払うと再表明した。流動性を巡る状況を注視する考えも示した。中銀は、月間インフレ率の基調的なトレンドに大幅かつ持続的な鈍化が確認され、イ

ECB利上げ、銀行貸出に以前より強い影響=レーン専務理事
2024.06.26

ECB利上げ、銀行貸出に以前より強い影響=レーン専務理事

[ヘルシンキ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のチーフエコノミストを務めるレーン専務理事は26日、一連の利上げにより銀行貸出への影響は以前の引き締めサイクルよりも強くなっているとの見方を示した。フィンランド中銀の会合で「金融政策の伝達は全体的に堅調で、どち

日本株に4.9兆円の火種、信用買い残18年ぶり高水準-相場かく乱警戒
2024.06.26

日本株に4.9兆円の火種、信用買い残18年ぶり高水準-相場かく乱警戒

(ブルームバーグ): 日経平均株価が史上最高値を更新した後、足踏みが続く日本株市場で個人投資家は強気の姿勢を崩さず、信用買い残は18年ぶりの高水準にまで積み上がっている。今後株価が上下いずれの方向に振れても反対売買が行われることは必至で、相場をかく乱する新たな火種となってきた。東

日銀の国債購入減額計画と利上げの同時決定、3割超が予想-サーベイ
2024.06.26

日銀の国債購入減額計画と利上げの同時決定、3割超が予想-サーベイ

(ブルームバーグ): 日本銀行が国債買い入れの具体的な減額計画を決める7月の金融政策決定会合では、3割超のエコノミストが同時に追加利上げが実施されると予想している。日銀が14日の会合で国債買い入れの減額方針を決定したことを受け、ブルームバーグは25日に特別調査を行った。回答した4

追加利上げ、「必要」の声相次ぐ 日銀6月会合、物価上ぶれ懸念
2024.06.24

追加利上げ、「必要」の声相次ぐ 日銀6月会合、物価上ぶれ懸念

 日本銀行は24日、今月13、14日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。物価が想定を上回る可能性があるなどとして、追加利上げの検討が必要との意見が相次いだ。会合で決めた国債買い入れの減額方針については、市場の声を聞くことで「しっかりとした規模の削減」ができるとの意見があった。

為替は1ドル160円目前に:円安への警戒を強める日銀(日銀主な意見)
2024.06.24

為替は1ドル160円目前に:円安への警戒を強める日銀(日銀主な意見)

24日の東京為替市場は、1ドル160円目前の水準で終えた前週末の海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル159円台後半と1ドル160円目前の水準で推移している。4月末には1ドル160円10銭台まで円安が進み、その直後に政府はドル売り円買いの為替介入に踏み切ったとみられる。そのため、1ドル160円の水準

日銀決定会合、追加利上げの是非や国債買い入れ減額方針巡り活発議論…「主な意見」公表
2024.06.24

日銀決定会合、追加利上げの是非や国債買い入れ減額方針巡り活発議論…「主な意見」公表

 日本銀行は24日、今月13、14日に開いた金融政策決定会合の「主な意見」を公表した。円安に伴う物価上昇の可能性を念頭に置いた追加利上げの是非や、この会合で決めた国債買い入れの減額方針を巡り、活発に議論された様子が明らかになった。 ある委員は追加利上げについて、「次回(7月)会合

次回会合へデータを注視、適時に金利引き上げが必要-日銀意見
2024.06.24

次回会合へデータを注視、適時に金利引き上げが必要-日銀意見

(ブルームバーグ): 日本銀行が6月13、14日に開いた金融政策決定会合では、政策委員から「次回会合に向けてもデータを注視し、目標実現の確度の高まりに応じて、遅きに失することなく、適時に金利を引き上げることが必要」との意見が出た。「主な意見」を24日に公表した。国債買い入れ減額方

長期国債買い入れの減額は相応の規模になる-植田日銀総裁
2024.06.21

長期国債買い入れの減額は相応の規模になる-植田日銀総裁

(ブルームバーグ): 日本銀行の植田和男総裁は21日、長期国債買い入れの減額について「相応の規模になる」との見解を改めて示した。都内で行われた全国信用金庫大会のあいさつを内田真一副総裁が代読した。総裁は、「市場参加者の意見も確認し、次回決定会合において、今後 1~2年程度の長期国

日銀 4月の決定会合の議事要旨公開 円安や追加利上げについて議論
2024.06.19

日銀 4月の決定会合の議事要旨公開 円安や追加利上げについて議論

日銀は、歴史的な円安局面の中で開かれた4月の金融政策決定会合の議事要旨を公開しました。円安により物価上昇率の見通しが想定よりも上がることになれば「金融政策上の対応が必要になる」との指摘が出たほか、追加の利上げについても議論されていたことが分かりました。日銀が金融政策の維持を決めた

午後3時のドルは157円後半で一進一退、豪ドルが上昇
2024.06.18

午後3時のドルは157円後半で一進一退、豪ドルが上昇

Shinji Kitamura[東京 18日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅高の157円後半で取引されている。前日海外で強まった円売り地合いは一服となったものの、オーストラリア準備銀行(豪中央銀行)が理事会で利上げを

豪中銀、政策金利据え置き 追加利上げ排除せず
2024.06.18

豪中銀、政策金利据え置き 追加利上げ排除せず

[シドニー 18日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)は18日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り12年ぶり高水準の4.35%に据え置いた。インフレの抑制に必要であれば追加利上げを排除しないと改めて表明した。

7月利上げ「十分あり得る」 国債購入減額と同時実施も 日銀総裁
2024.06.18

7月利上げ「十分あり得る」 国債購入減額と同時実施も 日銀総裁

 植田和男日銀総裁は18日の参院財政金融委員会で、次回7月の金融政策決定会合での追加利上げの可能性について「入手する経済・物価・金融情勢のデータ次第だが、場合によっては十分にあり得る」と述べた。 国債買い入れ減額の具体策決定と利上げを、同時に実施することも排除しない考えを示した。

植田日銀「期待外れ」の詳細先送りに透ける苦境 円安けん制の姿勢示し時間稼ぎ
2024.06.15

植田日銀「期待外れ」の詳細先送りに透ける苦境 円安けん制の姿勢示し時間稼ぎ

 日銀が、円安対応と景気への配慮という二つの課題に苦悩している。14日の決定会合で国債買い入れの減額方針を決めたものの、詳細は7月に先送り。市場からは「期待外れ」との声が上がる。米国の利下げが後ずれし、日米の金利差が縮まらない中、政策を小出しにし、円安をけん制する姿勢を見せ続けることで時間稼ぎ

肩透かしの感…国債購入減額「方針だけ決定・金額は後から」 腰が引けた円安対応策の理由【播摩卓士の経済コラム】
2024.06.15

肩透かしの感…国債購入減額「方針だけ決定・金額は後から」 腰が引けた円安対応策の理由【播摩卓士の経済コラム】

「方針決定だけで、具体的な話はこれからか」と、肩透かしの感を受けました。3月にマイナス金利政策を解除した日銀が、「金利」だけでなく、「量」の引き締めにも踏み込むことになるのですが、円安抑止のパンチ力は弱く、発表を受けた為替市場では、一時、1ドル=158円台まで逆に円安が進みました

リスクシナリオ「日銀の前のめり」年末に想定超え円高も
2024.06.15

リスクシナリオ「日銀の前のめり」年末に想定超え円高も

 日銀の内田真一副総裁は5月27日に日銀本店で開かれた国際会議で「デフレとゼロ金利制約との戦いの終焉(しゅうえん)は視野に入った」との見方を示し、「今回こそはこれまでと違う」と強調した。筆者は「日銀は今しばらく緩和的な金融政策を維持し、利上げを続けるとしてもペースはゆっくりとしたものとなる」と

日銀、次の焦点は追加利上げ 住宅ローンにも影響、7月会合に向け地ならしか
2024.06.14

日銀、次の焦点は追加利上げ 住宅ローンにも影響、7月会合に向け地ならしか

日本銀行が14日、長期国債の買い入れを月6兆円程度から減らす方針を決めたことで、金利に加え、量でも金融政策の正常化が前進した。具体的な削減計画は次回7月会合で示す方針だが、市場の次の関心は、変動型住宅ローンや企業向けの貸し出しなどへの影響も大きい追加利上げに移る。過度な円安への対応も視野に、日