浦和、ホームで0―2黒星にブーイング スコルジャ監督「暗いシナリオとなってしまった」

AI要約

浦和はホームでFC東京に0―2で敗れ、痛恨のオウンゴールとVARによるPKで先制点を許す。

スコルジャ監督は試合を振り返り、偶然の失点やナーバスさを指摘し、得点できなかったことを嘆いた。

後半ではFWチアゴサンタナを投入し、得点を狙ったがチャンスを決めきれず、2連勝を逃す結果となった。

浦和、ホームで0―2黒星にブーイング スコルジャ監督「暗いシナリオとなってしまった」

◆明治安田J1リーグ▽第31節 浦和0―2FC東京(21日・埼玉)

 浦和はホームでFC東京に0―2で敗れた。

 前半9分、FC東京の左FW俵積田晃太のクロスをDF井上黎生人がクリアしたボールは自陣ゴールに吸い込まれ、痛恨のオウンゴールで先制点を献上した。さらに、同14分には相手の右CKからニアサイドでDF森重真人のヘディングシュートがDF石原広教の左手に当たり、VAR検証の末にハンドの判定。これを同17分にMF荒木遼太郎に決められ、0―2となった。

 後半はFWチアゴサンタナ、10年ぶりに浦和復帰したMF原口元気らを投入したが、得点を奪えず。2連勝を逃し、浦和サポーターからブーイングが飛んだ。

 スコルジャ監督は「我々にとって暗いシナリオとなってしまった。立ち上がり非常にいい形でスタートし、ゲームを支配できあたが、偶然から2失点してしまった。その後、追いつこうとしてる中でPKを与えた。2失点目の後は少しナーバスになってしまい、ゲームのコントロールを失ってしまった」と振り返った。

 後半については「ハーフスペースを使いながら、プレースピードを上げようとした。チアゴがペナルティーエリア内にいるので、多くのいいボールを送ろうと話した。後半途中から2トップを試し、あらゆる形で得点を狙った。いくつかチャンスを作ったが、今日は決定率が高い日とはいえなかった」と嘆いた。