【浦和】スコルジャ監督が原口元気の負けん気の強さ期待「ロッカー中に伝染させてくれたら」

AI要約

スコルジャ監督は、浦和レッズのMF原口元気の復帰に期待を寄せており、彼の勝負にこだわる姿勢を讃えている。

前節のガンバ大阪戦での原口の活躍について、「難しい時間で非常にいい仕事をしてくれた」「彼がチームにいてくれて良かった」と評価している。

指揮官は原口をボランチで起用しているが、彼の攻撃的ポジションでのプレーへの希望や負けん気の強さを認めつつ、リーダー性と勝負にこだわる姿勢に期待している。

 浦和レッズの指揮官に再就任したスコルジャ監督(52)が19日、FC東京戦(21日、埼玉スタジアム)に向けオンライン取材に応じ、10年ぶりに復帰したMF原口元気(33)の勝負にこだわる姿勢に期待を寄せた。

 原口は14日の前節ガンバ大阪戦で1-0の後半31分からボランチでピッチに入り、そのまま試合を勝利で締めた。スコルジャ監督は「難しい時間で非常にいい仕事をしてくれた。彼がチームにいてくれて良かった」と評価。指揮官は、原口が攻撃的ポジションでのプレーを希望していることを分かった上で、原口の負けん気の強さも含め、現時点ではボランチで起用している。「彼は賢い選手。元気(原口)を見ていると、ミニゲームでも競争の要素があれば勝とうとしている。例えば、私と信号待ちをしていても、彼は負けないように加速するだろう。勝つ姿勢をロッカー中に伝染させてくれたらと思っています」と原口の勝負にこだわるリーダー性に期待していた。【岩田千代巳】