【予選レポート】角田裕毅、堂々8番手でポイント圏内スタート!ノリスが圧巻ポール、フェルスタッペンは0.2秒届かず2番手、サインツはクラッシュ後の“危険行為”で審議対象/F1シンガポールGP

AI要約

F1第18戦シンガポールGPの予選で角田裕毅が8番手、ランド・ノリスがポールポジションを獲得。

Q1ではリカルドが敗退し、Q2でペレスも敗れる展開。

Q3ではサインツのクラッシュが赤旗を引き起こし、ノリスがポールを獲得。

【予選レポート】角田裕毅、堂々8番手でポイント圏内スタート!ノリスが圧巻ポール、フェルスタッペンは0.2秒届かず2番手、サインツはクラッシュ後の“危険行為”で審議対象/F1シンガポールGP

F1第18戦シンガポールGPの2日目に予選が行われ、ランド・ノリス(マクラーレン)がポールポジションを獲得した。角田裕毅(RB)は予選8番手だった。

■Q1:角田裕毅9番手でQ2進出もリカルドはQ1敗退!

Q1をトップタイムで通過したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はオスカー・ピアストリ(マクラーレン)だった。

HRC Sakuraで製造されているHRC(ホンダ・レーシング)製パワーユニット『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。

2番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

5番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)

9番手 角田裕毅(RB)

16番手 ダニエル・リカルド(RB)

リカルドは15番手のエステバン・オコン(アルピーヌ)と0.127秒差での敗退だった。

【F1シンガポールGP】予選Q1敗退

16 D.リカルド(RB)

17 L.ストロール(アストンマーティン)

18 P.ガスリー(アルピーヌ)

19 V.ボッタス(Kickザウバー)

20 G.ジョウ(Kickザウバー)

■角田裕毅、堂々のQ3進出!ペレスはまさかのQ2敗退

Q2をトップタイムで通過したのはオスカー・ピアストリ(マクラーレン)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)だった。

『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。

2番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

9番手 角田裕毅(RB)

13番手 セルジオ・ペレス(レッドブル)

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)が7番手、角田裕毅(RB)が9番手でQ3へ進出した。ペレスは13番手でQ2敗退だった。

【F1シンガポールGP】予選Q2敗退

11 A.アルボン(ウィリアムズ)

12 F.コラピント(ウィリアムズ)

13 S.ペレス(レッドブル)

14 K.マグヌッセン(ハース)

15 E.オコン(アルピーヌ)

■角田裕毅8番手!赤旗原因のサインツが審議対象

ポールポジションを獲得したのはランド・ノリス(マクラーレン)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。

『ホンダRBPT』勢は、以下の通り。

2番手 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

8番手 角田裕毅(RB)

■サインツがクラッシュし赤旗

12分間のQ3で残り8分ほどのところでカルロス・サインツ(フェラーリ)がかなりの勢いでクラッシュし、赤旗になった。

サインツは最終ターン前でスローダウンし、ピアストリを先に行かせてから一気に加速してアタックに向かおうとしていたが、複合コーナーになっているターン18出口から最終ターン19入口でリアタイヤのグリップを失って大きくスナップ、サインツはリカバリーしようとしたがマシンのコントロールを失い、リアから勢いよくクラッシュしてしまった。

クラッシュ後、サインツは「タイヤが冷えていたのか、ダーティーエアなのかわからないけど...大きな衝撃だった」と無線でチームに伝えた。その後、マシンを降りたサインツはコースを歩いて横断してしまい、審議対象として記録されてしまった。

そのサインツがクラッシュした直後を走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、クラッシュによりダブルイエローフラッグが出ていたため一瞬アクセルを緩めてフィニッシュしたが、そのラップタイムは抹消されてしまった。

■ワンアタックの手に汗握る戦い

赤旗になった残り8分時点でタイムを残しているのは、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)とニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の2人のみという状況だった。残り時間が少ないため、全ドライバーともセッション再開後もガレージに留まり、ワンアタックのミスが許されない戦いに備えた。

オスカー・ピアストリ(マクラーレン)がまずトップタイムを記録したが、続いたランド・ノリス(マクラーレン)が0.428秒上回りトップを奪った。

その後にルイス・ハミルトン(メルセデス)が2番手に飛び込むと、それをマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が上回ったが、トップのノリスには0.203秒届かず。

ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)は6番手、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は7番手と好位置で終えた。

最後にアタックした角田裕毅(RB)はポールポジションから0.829秒差の8番手だった。

シャルル・ルクレール(フェラーリ)はタイムを抹消されてしまい、タイム無しの9番手で終えた。フェラーリは9番手・10番手の5列目から決勝レースに臨むことになる。

■【F1シンガポールGP】予選Q3

1 L.ノリス(マクラーレン)

2 M.フェルスタッペン(レッドブル)

3 L.ハミルトン(メルセデス)

4 G.ラッセル(メルセデス)

5 O.ピアストリ(マクラーレン)

6 N.ヒュルケンベルグ(ハース)

7 F.アロンソ(アストンマーティン)

8 角田裕毅(RB)

9 C.ルクレール(フェラーリ)

10 C.サインツ(フェラーリ)