早実、劇的サヨナラで3回戦進出 2年生左腕・中村が10回無失点&殊勲打…甲子園騒然

AI要約

第106回全国高校野球選手権大会の第9日で、早実が延長10回サヨナラ勝ちを収め、3回戦へ進出。

緊迫の投手戦となり、中村心大投手が快投し、勝利をもたらす劇的なサヨナラ打を放つ。

日本ハム・清宮幸太郎内野手が1年生で出場し、準決勝に進出しており、2015年大会以来の活躍を見せている。

早実、劇的サヨナラで3回戦進出 2年生左腕・中村が10回無失点&殊勲打…甲子園騒然

 第106回全国高校野球選手権大会は15日に大会第9日が行われ、第3試合で早実(西東京)が鶴岡東(山形)に延長10回サヨナラ勝ちを収めた。9年ぶり30回目出場の名門が3回戦へ駒を進めた。

 緊迫の投手戦となった。早実は先発の中村心大投手(2年)が、6回2死から内野安打を許すまで無安打の快投。打線は鶴岡東の先発、櫻井椿稀投手(3年)の前に6回までわずか2安打に抑えられ、7回の1死二、三塁のチャンスも逃した。

 両チーム無得点で延長戦へ。早実は10回に1死満塁の好機を作ると、中村が劇的なサヨナラ打を放ち、勝利を掴んだ。

 夏の甲子園は日本ハム・清宮幸太郎内野手が1年生で出場し、準決勝に進んだ2015年大会以来の出場。11日の1回戦は鳴門渦潮(徳島)に8-4で勝利していた。