中日30歳は「ホントに戦力外?」 阪神放出→育成から再起「ここまで上がってくるとは」

AI要約

板山祐太郎外野手が中日に加入してからの活躍にファンが驚きと感動を示している。

板山は巨人戦で3号ソロを放ち、9月に調子を取り戻して存在感を示している。

ファンやメディアからは、板山の戦力外からの復活に驚きと称賛の声が多く寄せられている。

中日30歳は「ホントに戦力外?」 阪神放出→育成から再起「ここまで上がってくるとは」

■巨人 3ー1 中日(16日・東京ドーム)

 阪神を戦力外となり、今季中日に加入した板山祐太郎外野手が16日に東京ドームで行われた巨人戦で6回に3号ソロを放った。7、8月の不振を乗り越えて9月に調子を取り戻した30歳にファンは「ホントに戦力外?」「戦力外だったんだよな」といった声をあげている。

 2点を負う6回、板山は巨人・赤星優志投手が投じた甘く入った133キロの変化球をとらえると、巨人ファンで埋まった右翼スタンドに突き刺した。その後、チームは失点を重ねたが、この時点では1点差に迫る大きな一発だった。

 板山は2015年ドラフト6位で阪神に入団。8年間を過ごしたが昨オフに戦力外となり、中日と育成選手契約を結んでいた。持ち味のバットコントロールを生かし、5月に支配下選手登録を勝ち取っていた。

 5、6月はともに月間打率3割超でファンを歓喜させたが、7月は同打率.185、8月も.048と低迷した。しかし、9月に入り10試合で28打数9安打の.346と調子は上向きに。長打率.577、OPS.970と存在感を示している。

 DAZNが公式X(旧ツイッター)に「何かを起こす男」とタイトルをつけて本塁打映像を投稿。ネット上のファンは「ここまで上がってくるとは」「戦力外から拾えんのすげえ」「相当当たり」「阪神ファンに届けるホームラン」「阪神ありがとうね」「なんで放出したんだ」といった声が相次いでいた。