【甲子園】早実が10回サヨナラで9年ぶり16強 中村心大が王貞治以来67年ぶり左腕完封

AI要約

早実が10回の激戦の末、鶴岡東を破り16強入りを果たした。

中村心大投手のサヨナラ打が決勝点となり、9年ぶりの偉業を達成した。

左腕の中村心大が見事な投球で完封勝利を収め、67年ぶりの快挙を達成した。

<全国高校野球選手権:早実1-0鶴岡東>◇15日◇2回戦

 早実(西東京)が延長10回、タイブレークで鶴岡東(山形)にサヨナラ勝ち。9年ぶりの16強入りを決めた。

 0-0でタイブレークへ。10回裏、1死満塁から7番中村心大投手(2年)が自らサヨナラ打を放った。

 2年生左腕の中村心大が好投。鶴岡東の3年生左腕・桜井椿稀に投げ勝った。5回まで無安打1の快投。10回144球を投げ4安打完封した。10回を投げ終えると足がつるほどの熱投だった。

 早実の左腕投手の完封は1957年(昭32)夏の王貞治(2年=11回無安打無得点)以来67年ぶり。

 鶴岡東は桜井が好投も5年ぶりの16強を逃した。