【ヤクルト】延長の末中日にサヨナラ勝ちで5位浮上! 11回村上がV打 オスナ14号&岩田プロ1号 木澤が4失点炎上で一時逆転許すも

AI要約

ヤクルトが延長11回の大接戦を制し、2位浮上となるサヨナラ勝ちを収めた。借金は2に減少し、つば九郎デーでの勝利を飾った。

投手陣はサイスニードの好投や劇的な勝利打などが光ったが、逆転など苦しい局面もあった。試合はサイスニードの好リードから展開され、最後は村上のV打で勝利が決まった。

ヤクルトの攻撃はサンタナの活躍やオスナの3点弾などで得点し、延長戦での粘り強い戦いが勝利につながった。

【ヤクルト】延長の末中日にサヨナラ勝ちで5位浮上! 11回村上がV打 オスナ14号&岩田プロ1号 木澤が4失点炎上で一時逆転許すも

■プロ野球 ヤクルト 7×-6 中日 (延長11回)(14日 神宮)

延長の大接戦の末ヤクルトが中日にサヨナラ勝ち。これでチームは2位浮上。借金は2に。つば九郎のデビュー30周年を祝する「つば九郎デー」に花を添えた。

中日の6番手・齋藤に対する11回の攻撃、先頭の8番・岩田がレフト線への二塁打を放つと続く代打・西川遥輝は申告敬遠、さらに代打・増田珠が犠打を決めると続く2番・長岡秀樹はまたも敬遠。ここで代打で起用された内山壮真は三振を喫するも、最後は主砲・村上宗隆がライトへV打を放ち劇的勝利でゲームセット。。

投手陣は先発・サイスニードが7回途中2失点の好投。2番手・田口麗斗も7回途中から見事な火消しを見せたが8回に登板の3番手・木澤尚文が4失点炎上し一時逆転を許した。9回は小澤怜史、10回は大西広樹、11回はロドリゲスがそれぞれ走者を出しながらも無失点に抑えた。

ヤクルトの先発はサイスニード。前回登板の7日、対阪神戦は5回無失点で3勝目を挙げている。

立ち上がり、先頭の1番・村松から空振り三振を奪うと後続も抑え三者凡退の好スタート。

ヤクルト打線は1番ライト・太田、2番ショート・長岡、3番レフト・サンタナ、4番サード・村上、5番ファースト・オスナ、6番キャッチャー・松本、7番セカンド・山田、8番センター・岩田、9番ピッチャー・サイスニードとオーダーを組んだ。

中日の先発・松木平に対する初回の攻撃、1番・太田がセンターへの安打で出塁すると、3番・サンタナが甘く入ったカットボールを捉えライトへの先制適時打を放った。

2回の守りは5番・石川昂に安打を許すも無失点で切り抜けた。

3回の攻撃、1死から3番・サンタナが右中間への二塁打を放ちチャンスメーク。しかし続く4番・村上、5番・オスナは凡退し追加点ならず。

4回の守り、先発・サイスニードは2死まで2人で抑えるも、5番・石川昂に直球を捉えられセンターへのソロ弾を献上し1ー1の同点に追いつかれる。

5回の攻撃、2死走者なしから3番・サンタナのレフトへの安打、4番・村上の四球でチャンスを作ると5番・オスナが高めに入ったカットボールを捉え、レフトスタンドへ勝ち越しの14号3点弾を放った。

6回の攻撃は8番・岩田から始まる打線が2三振含む三者凡退に倒れる。

7回の守り、続投の先発・サイスニードが安打、四球でピンチを招くと7番・木下拓にレフト線への適時打を浴び4ー2と点差を縮められた。ここでサイスニードは降板し、2番手・田口が登板。満塁のピンチを招くも後続を断ち2点差を守り抜いた。

8回のマウンドには3番手・木澤が上がる。5番・石川に犠飛を浴び1点差に詰め寄られると、7番・木下拓には2点適時二塁打を浴び逆転を許した。その後も代打・川端に適時打を放たれスコアは4ー6。

しかしその裏の攻撃、2死から7番・山田が四球を選ぶと続く8番・岩田がプロ1号弾を放ち2点を追加。ルーキーが放ったここぞの一発で再び同点に追いついた。

9回は4番手・小澤が登板。走者をため、満塁のピンチを招くも最後は好調の5番・石川昂を三振に斬り無失点で切り抜けた。

9回裏、1死から2番・長岡が安打を放つも後続が続かずゲームは延長に突入。

10回表は5番手・大西が登板。2死から代打・大島に四球を与えると9番・石垣にレフトへの安打を浴び一、三塁のピンチも1番・村松をファーストゴロに打ち取った。

11回表は6番手・ロドリゲスが登板。1死から3番・カリステにセンターへの安打を許すも後続を断った。