決勝では初の対戦カードとなる大阪桐蔭―東海大大阪仰星 打ち合い必至か/大阪決勝見どころ

AI要約

大阪桐蔭と東海大大阪仰星が対戦する高校野球大阪大会の決勝が行われる。

大阪桐蔭は強力な攻撃力を持ち、24年夏の大阪頂上決定戦を制した。

東海大大阪仰星も勝負強い打線と安定感ある投手陣を誇り、初出場での勝利を目指す。

決勝では初の対戦カードとなる大阪桐蔭―東海大大阪仰星 打ち合い必至か/大阪決勝見どころ

<高校野球大阪大会:大阪桐蔭-東海大大阪仰星>◇28日◇決勝◇シティ信金スタ

 24年夏の大阪頂上決勝は、2年ぶりの頂点を狙う大阪桐蔭と夏の甲子園初出場を狙う東海大大阪仰星のカードとなった。決勝では初めての対戦となる。

 大阪桐蔭は総力戦が予想された24日の履正社との準決勝では、12-2のコールド勝ちで大勝を飾った。

 全国屈指の攻撃力は健在だ。今夏好調の境亮陽外野手(3年)、徳丸快晴外野手(3年)、内山彰梧内野手(3年)が打線の中心で、チームの得点源となっている。1発のあるラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(3年)の打棒にも注目。失点が続いている先発陣がゲームメークできるかが鍵を握っている。

 東海大大阪仰星も強力な打撃布陣を擁し、着実に勝ち上がってきた。勝負強さが光る4番藤田心一内野手(2年)を中心につながりのある打線が魅力だ。投手陣は壹崎兄弟の兄・晃心投手(3年)と弟結稀投手(3年)、野本海翔投手(3年)を軸に、大会を通じて安定感が光る。

 昨夏も両校は4回戦で対戦し、10-2で大阪桐蔭に軍配が上がった。東海大大阪仰星が意地をみせ、夏初出場を勝ち取ることはできるか。