「待て」にもかかわらず絞め続けて失神したと説明、猛抗議 永山竜樹、一本負けで敗者復活戦へ【柔道・パリオリンピック】

AI要約

永山竜樹が男子60キロ級柔道のパリ五輪に出場し、準々決勝で一本負けを喫し、敗者復活戦に回った。

永山は絞め技で失神し試合に敗れ、抗議するも判定は覆らなかった。

永山は五輪初出場で、2023年には高藤直寿を破って日本代表になった。

「待て」にもかかわらず絞め続けて失神したと説明、猛抗議 永山竜樹、一本負けで敗者復活戦へ【柔道・パリオリンピック】

◇27日 パリ五輪 柔道(シャン・ド・マルス・アリーナ)

 男子60キロ級の永山竜樹(SBC美容クリニック)が、準々決勝で2023年世界選手権金メダリストのフランシスコ・ガリーゴス(スペイン)に片手締めで一本負けを喫し、敗者復活戦にまわった。

 試合開始2分すぎに絞め技をくらい、失神したと判断された。永山は納得がいかない様子で、試合後も数分間、畳を降りずに抗議の姿勢を見せたが、判定は覆らなかった。永山サイドは「待て」がかかったにもかかわらず、相手が絞め技を続けて締め落とされたとの旨を審判側に説明したという。

 永山は五輪初出場。2023年グランドスラム・東京で東京五輪金メダリストの高藤直寿(パーク24)を破って優勝し、パリ五輪代表に決まった。