バルサ、デ・ヨング売却の場合に限り、RソシエダードのMFミケル・メリーノ獲得が可能に
バルセロナはデ・ヨングを売却した場合、ミケル・メリーノ獲得に注目
ミケル・メリーノの契約は来年までで6500万ユーロの解除金設定
アーセナルが約2500万ユーロのオファーで移籍を予想されている
バルセロナは今夏、デ・ヨングを売却した場合に限り、レアル・ソシエダードのスペイン代表MFミケル・メリーノを狙うことができるとスペイン紙スポルト電子版が24日に報じた。
同紙によると、バルセロナは現在、ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズおよび、ライプチヒのスペイン代表MFダニ・オルモとの契約を優先的に考えている中、クラブのスポーツディレクターを務めるデコお気に入りのミケル・メリーノをその次の獲得候補に挙げているという。
しかし、契約が26年まで残る高給取りのデ・ヨングが今季も残留する場合、似たポジションでプレーするミケル・メリーノを獲得する経済的余裕をないとのことだ。
契約解除金は6500万ユーロ(約110億5000万円)に設定されているミケル・メリーノのRソシエダードとの契約は来年6月30日までと1年を切っているが、現時点で契約延長オファーを受け入れていない。そのためRソシエダードはこれ以上無理に何かをすることなく、魅力的なオファーが届かない限り、来夏フリーでの放出を待つことにしたという。
そんな中、ミケル・メリーノは今夏、欧州の強豪クラブに注目される選手の一人となっており、現在、バルセロナに加え、アトレチコ・マドリードやアーセナルが興味を示しているとのことだ。
その中でアーセナルが今後、約2500万ユーロ(約42億5000万円)のオファーをRソシエダードに提示すると予想されている。これは契約解除金と大きくかけ離れているが、契約が1年を切っていることを考えると十分過ぎる金額だと同紙は判断している。
また同紙は、ミケル・メリーノがRソシエダードとの契約延長を拒否していることやバルセロナの経済状況など、あらゆる要素を考慮した場合、アーセナル移籍が近いと伝えている。(高橋智行通信員)