バルセロナと契約が切れたセルジ・ロベルトだが…再契約に一縷の望みをかけて移籍に踏み切らず

AI要約

バルセロナと契約が切れたセルジ・ロベルトが再契約に迷いを見せる

移籍先を模索しつつも、バルセロナへの愛着から踏み切れず

来週の動向が注目される中、プレミアリーグ移籍が有力視される

バルセロナと契約が切れたセルジ・ロベルトだが…再契約に一縷の望みをかけて移籍に踏み切らず

昨季限りでバルセロナとの契約が切れたDFセルジ・ロベルト(32)だが、再契約に一縷の望みをかけ、まだ移籍を決めかねているようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

先月いっぱいでバルセロナとの契約が切れたセルジ・ロベルトに対しては、正式なものも含めて複数のクラブからオファーが届いているようだが、しかし本人はいまだ移籍に踏み切れない様子だ。

その理由の一つが「バルサにアディオスを言うことをためらっている」ためという。

バルセロナは今季もセルジ・ロベルトを戦力に数える意思があるものの、8月にならなければサラリーキャップに余裕があるか見通しが立たない模様。同選手は愛するクラブとの再契約の望みがあるために、去就を決めかねているようだ。

ただセルジ・ロベルトの関係者たちは、バルセロナと再び契約を結べる可能性は「とても、とても、とても低い」とも話しているようで、同クラブからの連絡を待ち続けて他クラブからのオファーをおろそかにするわけにはいかない模様。『マルカ』は「来週が彼の行き先が決まる決定的な週となる」との見解を示している。

なおバルセロナ主将は移籍するならば、とりわけプレミアリーグ移籍に魅力を感じているようだが、そのほかイタリア、スペイン、ポルトガルからもオファーを受け取っているとのことだ。

バルセロナの下部組織出身であるセルジ・ロベルトは2010-11シーズンにトップチームに昇格し、キャリアを通して青とえんじのユニフォームでプレーし続けてきた“ワン・クラブ・マン”。昨季は大幅な減俸を受け入れて1年の契約延長を結び、24試合3ゴール2アシストという記録を残した。バルセロナでの公式戦通算出場数は343試合。