「兄妹で連覇を達成して帰りたい」柔道の阿部兄妹と最年長初出場の橋本がパリに到着

AI要約

柔道で兄妹同日連覇を目指す男子66キロ級阿部一二三、女子52キロ級阿部詩と、日本柔道史上最年長の32歳で初五輪に挑む男子73キロ級橋本壮市がパリ入り。阿部一は連覇と兄妹連覇を目指し、詩は小さな金色の熊を手に戦い抜く決意。橋本は初出場に思いを巡らせながら誇りを持って臨む姿勢。

阿部兄妹は28日に畳に上がり、強い気持ちと執念で戦う。橋本はやっとたどり着いた五輪への誇りを持ち、臨む姿勢を示す。

阿部一は連覇と兄妹連覇を達成することに強い気持ちを持ち、詩は最後まで執念を持って戦い抜く意気込み。橋本は柔道人生の成果を思い返し、誇りを持って戦いたいと表明。

「兄妹で連覇を達成して帰りたい」柔道の阿部兄妹と最年長初出場の橋本がパリに到着

柔道で兄妹同日連覇を目指す男子66キロ級阿部一二三、女子52キロ級阿部詩(ともにパーク24)と、日本柔道史上最年長の32歳で初五輪に挑む男子73キロ級橋本壮市(パーク24)が現地時間23日夕方、パリ近郊のシャルル・ドゴール空港に到着した。

約14時間のフライトを経て決戦の地に入った阿部一は「必ず自分自身の連覇と、兄妹での連覇を達成して日本に帰りたい。強い気持ちを持って挑む」と気持ちを新たにした。詩は母が手編みしてくれたという、小さな金色の熊とともにパリ入り。「最後まで執念を持ちながら、戦い抜きたい」と気合を込めた。2人は28日に畳に上がる。

念願の初出場となる橋本は機内で「今までの柔道人生を振り返っていて、やっとたどり着いたなと」と思いを巡らせながら到着。「誇りを持って臨みたい」と表情を引き締めていた。(大石豊佳)