【柔道】阿部詩に“母の愛” 母・愛さんお手製の金色クマのチャームとパリ到着「執念を持って闘う」

AI要約

柔道男子66キロ級の阿部一二三と女子52キロ級の阿部詩がパリ五輪に参加するために到着した。

一二三は2連覇を目指し、自信満々の様子で状態の良さをアピールした。

詩は母親が編んだ金色のクマさんチャームと共に勝利を目指す姿勢を見せている。

【柔道】阿部詩に“母の愛” 母・愛さんお手製の金色クマのチャームとパリ到着「執念を持って闘う」

 パリ五輪に出場する柔道男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級の詩(ともにパーク24)兄妹が23日、パリ近郊のシャルル・ドゴール空港に到着。史上初の兄妹同日2連覇に向けて、一二三は「パリの地で必ず2連覇、兄妹での2連覇を達成して、日本に帰る強い気持ち」と抱負を述べた。

 一二三は日本を出発前に自身のインスタグラムを更新し、背中の筋肉美を披露した。全体的な仕上がりについても「凄く状態はいいと思う。66キロ級でやってきて、筋量は増やせなかったけど、小さな筋肉とか、大切な部分はかない成長したと思うし、凄くいい状態だと思う」と自信満々だった。

 「最後まで執念を持って闘いたい」と話した詩は、日本から特別に持ってきたものについて、「お母さんが編んでくれた、小さいクマさん。金色のクマさん」と明かした。母・愛さんが金メダル獲得を願って編んでくれた、まさに“母の愛”の結晶のようなチャームと共に、28日の決戦に挑む。

 一方の一二三は「特に何も持ってきてないです。いつも通りです」と平常心そのもの。母からは紅白のだるまの手作りチャームを贈られたそうだが、「家に飾ってます。持っては来てないです」と、少し照れ笑いを浮かべて語った。