琴桜が2敗死守!先場所敗れた大の里に雪辱…悲願初優勝へ「集中してやるだけ」/名古屋場所

AI要約

元大関の正代が金峰山を破り、7勝目を挙げた。横綱照ノ富士は霧島を破って10戦全勝を守り、2差で首位を走る。琴桜は大の里を倒し、勝ち越しを果たす。

琴桜は2敗を死守し、照ノ富士に2差で追いつく。大の里に雪辱を果たし、優勝への意気込みを示す。

正代、豊昇龍らも3敗で続く中、琴桜が勝ち越しを手にする展開。

琴桜が2敗死守!先場所敗れた大の里に雪辱…悲願初優勝へ「集中してやるだけ」/名古屋場所

大相撲名古屋場所10日目(23日、ドルフィンズアリーナ)元大関で東前頭10枚目の正代(32)は金峰山(27)を突き落として7勝目。横綱照ノ富士(32)は関脇霧島(28)を小手投げで破り、10戦全勝で後続とは2差でかわらず。霧島は5敗目。大関琴桜(26)は新関脇大の里(24)を上手投げで下し、8勝目を挙げて勝ち越した。全勝の照ノ富士を2敗で琴桜がただ一人追い、3敗には大関豊昇龍(25)、正代ら5人が続く。

琴桜が先場所は敗れた大の里に雪辱。大関の貫録を示すとともに2敗を死守し、優勝争いに踏みとどまった。胸での当たり合いから相手の動きを見てまわしを取り、上手投げで転がした。「がまんできていたし、集中もしていた」とうなずく。首位を走る横綱照ノ富士をただ一人2差で追う。悲願の初優勝へ「いつも通りにやっている感じ。明日も集中してやるだけ」と無心を強調した。