【名古屋場所】照ノ富士が独走Vへ視界良好 高田川親方「魂を込めて取っている」

AI要約

大相撲名古屋場所9日目、横綱照ノ富士が小結大栄翔を上手出し投げで破り、全勝を維持。

照ノ富士は圧力をかけながら勝利し、後続と2差をキープ。大関琴桜と美ノ海が2敗追いかける。

審判長は照ノ富士の動きを賞賛し、照ノ富士も気持ちを引き締めて上位進出に意欲。

【名古屋場所】照ノ富士が独走Vへ視界良好 高田川親方「魂を込めて取っている」

 独走Vへ視界良好だ。大相撲名古屋場所9日目(22日、愛知県体育館)、横綱照ノ富士(32=伊勢ヶ浜)が小結大栄翔(30=追手風)を上手出し投げで退け、幕内で唯一の全勝を堅守した。

 取組後は「とにかく圧力をかけないと(大栄翔に)持っていかれることが多いから。圧力を徐々にかけていこうと。まわしを取ることはないだろうと思ってやってました」と振り返った。

 後続とは2差をキープし、2敗で追い掛けるのは大関琴桜(佐渡ヶ嶽)と平幕の美ノ海(木瀬)の2人だけ。独走状態にも「これから上位ですから。6番もありますんでね」と気持ちを引き締めた。

 幕内後半の審判長を務めた高田川親方(元関脇安芸乃島)は「動きがいい。一番一番、魂を込めて取っていることがうかがえる」と絶賛していた。