イングランド代表監督最有力候補の報道も…ニューカッスルにハウを手放す気なし。CEOが断言
ニューカッスルは、エディ・ハウ監督を手放さない意向を示し、イングランド代表指揮官就任の噂があることが報じられた。
イングランド代表はEURO2024で決勝まで進んだがスペインに敗れ、サウスゲート監督が退任。FAはハウ監督を次期監督候補として上位にリストアップしていると報じられている。
ニューカッスルのCEOはエディの引き留めに全力を尽くす意向であり、FAが本格的に打診した場合でも補償金を要求する考えを明確に示している。
ニューカッスルは、イングランド代表指揮官就任が噂されるエディ・ハウ監督を手放すつもりはないようだ。
EURO2024で決勝まで進んだものの、スペインに1-2で敗れたイングランド。2大会連続決勝戦で涙を呑むと、16日には約8年にわたって代表チームを率いたガレス・サウスゲート監督が退任を決断していた。
『The Athletic』によると、イングランドサッカー協会（FA）は長年ハウ監督を高く評価しており、次期監督候補リストの中で必ず上位に名を連ねるという。一部メディアでもすでに後任候補筆頭とされているが、現在ハウ監督が所属するニューカッスルは引き留めるために「全力を尽くす」という。
取材に応じたニューカッスルのダレン・イールズCEOは、46歳指揮官を「引き留めるために戦うか」と問われると、「もちろん。そうするよ」と返答。現時点でFAと指揮官の間に交渉はないとしつつ、以下のように続けた。
「仮定の話はしたくない。新シーズンを迎えるにあたり、クラブとしてエディは素晴らしい仕事をしていると言わせて欲しい。私は彼と一緒に働くという幸運に恵まれ、日々の仕事やピッチ上でのマネジメントの面で素晴らしい人間であることを感じた。選手育成の達人だよ。クラブ、そしてファンの気持も理解している。チームもサポーターも親近感を感じていることからもわかると思う」
「我々にとって、彼はニューカッスルのプロジェクにおいてまさに適任であり、だからこそ長期契約を結ぶことにコミットしている。ニューカッスルにふさわしい人物であり、我々は心から彼を愛しているよ」
またイールズCEOは、仮にFAがハウ監督に就任を打診して本人がニューカッスルを離れる決断を下した場合、補償金を要求すると断言。「金額は決まっていないが、彼は我々の従業員だ。だが、私が話したすべての理由からエディを解雇するつもりはない」と語った。
