EURO2024ワースト10試合のうち7つがイングランドだと痛烈批判 ハマン氏「サッカーは最悪だった」

AI要約

イングランド代表がEURO2024決勝でスペイン代表に2-1で敗れ、タイトルを逃した

ディートマー・ハマン氏がイングランド代表の戦いぶりに厳しい意見を表明

ガレス・サウスゲイト監督の選手起用や戦術に疑問が投げかけられる

EURO2024ワースト10試合のうち7つがイングランドだと痛烈批判 ハマン氏「サッカーは最悪だった」

EURO2024決勝でスペイン代表に2-1と敗れ、またもタイトル獲得を逃したイングランド代表。58年ぶりの国際主要大会でのタイトルが期待されたが、前回大会に続いてまたしても決勝でタイトルを逃してしまう結果となった。

バイエルン・ミュンヘン、リヴァプールなどでMFとして活躍したディートマー・ハマン氏は、イングランドの戦いぶりに容赦のない意見をぶつけている。『RTE Sport』に出演した同氏は次のように語った。

「(イングランド代表の)サッカーは最悪だった。大会中の最悪の10試合のうち、7試合はイングランドに責任がある」

「ケインがなぜ動かないのかわからない。彼らはノックアウトステージではすべて劣勢だった。オリー・ワトキンスを起用すれば危険だったし、パルマーは出場して5分後に得点した」

「このチームが試合でリードしたらどうなるか想像してみてほしい。フォーデンを起用し、エゼを投入し、ゴードンを投入したところを想像してみてほしい。このチームがリードすれば、ベンチに最高のスピードを持つ選手がいる。追いつかれることはないだろう」

「彼(サウスゲイト)はベリンガムやケインといった、実力を発揮できなかった同じ選手たちを先発に起用し続けたので、彼らには実力を発揮する機会がなかった」

同じようなスタメンで、同じように退屈な戦いを続けたガレス・サウスゲイト監督の采配に、ハマン氏は大いに疑問を抱いているようだ。確かに選手起用は固定されがちで、エゼやゴードンはほとんどピッチに立つ時間がなかった。7試合とはつまりイングランドのすべての試合を意味するが、それほど退屈だったとハマン氏は言いたいのだろう。

決勝進出は見事だったものの、総じて素晴らしい戦いぶりだったとは言い難いイングランド代表。2年後のW杯も含めた指揮官の進退も含め、今後の代表強化がどのように進められるのか注目が集まることになるだろう。