ベリンガムが現在の心境を告白「一番の感情は悲しみと失望だ」…辞任発表の指揮官には感謝を綴る

AI要約

イングランド代表がEURO2024準優勝、ジュード・ベリンガムが敗戦の悔しさを吐露

ベリンガムは敗戦に悲しみと失望を感じており、ファンへの感謝も述べた

ガレス・サウスゲート監督に感謝を述べつつ、次なる挑戦への決意を示した

ベリンガムが現在の心境を告白「一番の感情は悲しみと失望だ」…辞任発表の指揮官には感謝を綴る

 イングランド代表としてEURO2024を戦ったMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)が16日、自身のインスタグラムで現在の心境を明かした。

 今大会の優勝候補に挙げられていたイングランド代表は、グループCを1勝2分の首位で突破。国内のメディアやファンから低調なパフォーマンスに対して多くの批判が集まったものの、決勝トーナメントではスロバキア代表とスイス代表を続けて破ってベスト4に進出し、準決勝ではオランダ代表を2-1で撃破した。しかし、迎えた決勝はスペイン代表を相手に1-2で敗戦。2大会連続でEURO決勝に駒を進めながら、またも欧州初制覇の夢は儚く散った。

 “スリーライオンズ”の中心選手として準優勝に大きく貢献したベリンガムも、現在は失意に沈んでいる様子。「決勝戦の結果はまだ整理できていないが、一番の感情は悲しみと失望だ。僕たちは偉大な相手と対戦し、及ばなかったということだ」と述べつつ、「新たな歴史にあと一歩のところまで迫りながら、母国からであれ、ドイツのスタジアムからであれ、浮き沈みの激しい大会を応援してくれたイングランドファンのために、結果を残せなかったことは痛恨の極みだ」と悔しさを露わにしている。

 一方で、「このダメージはきっと激しいものになるだろうが、選手たち、そしてスタッフ1人1人が、僕たちの夢を叶えるために全力を尽くしてくれたことをどうか理解してほしい」と要望。続けて、「大会後にこのような文章を書き続けるのは悔しいが、僕はこのチームがこの悲痛な経験を糧に最終的には一線を越え、いつかトロフィーをイングランドに持ち帰る可能性を秘めていると心から信じている」と主張した。

 また、投稿の最後には、「在任中に素晴らしい思い出を作ってくれたガレスとスタッフに感謝したい」と辞任を発表したガレス・サウスゲート監督への感謝を綴った文章も。「これほど献身的で情熱的な人物に率いられたことは光栄であり、ガレスは代表チーム史上最高の監督の1人であるだけでなく、信じられないような人間でもある。これまでありがとう。次の章でもベストを尽くしてくれ、ガファー」と指揮官にメッセージを送っている。